ブログを使って面白い試みをする企業が次々と現れますが、これは「うちの企画はちょっと違うよ」と企画担当者が自慢できちゃうかも。
ブロガーを百貨店リポーターに 来店促進に活用
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0601/12/news065.html
三越とNTTデータは1月12日、ブログを活用して百貨店への来店促進を図る試みを始めた。客から募った「リポーター」が店内を取材し、ブログに記事を投稿してもらうことで、顧客の視点からの情報発信につなげる。
世の中にはいろんなブログがあって、その中には特定の製品に関することを記事にしているものも数多くあります。
パターン的には
1.企業の担当者がブログを使って広報活動をする。
2.消費者が企業とは無関係に商品の使用感をブログに書く。
3.企業が消費者に「モニター」として商品を提供して、
その見返りとしてブログに使用感を書いてもらう。
それぞれいろんな事情があるでしょうが、メリットデメリットはあります。
「1.」の場合は企業の社員が書く記事は“良いこと”しか掲載されない。
「2.」の場合は個人的な趣味嗜好の意見であるため偏ったものになる可能性が高い。
ライターさんが仕事で書く場合はそれなりに責任があるので客観的な記事になる(たぶん)。
「3.」の場合は記事に対して制約が発生する。
今回の企画「百貨店リポーター」の特徴としては…
営利関係の無い消費者に取材をしてもらい、素直な意見をブログに書いてもらう。
その記事については企業側が公式に認めているとなれば責任も明確になる。
でしょうか。
新しい試みが上手くいくといいですね。
ブロガー側のメリットとしては、店内を「取材」の名目で自由に探索できる。
必要と有らば担当者との質疑応答?
デパートの店内では撮影が禁止されていますが、リポーターならばそれもOK?
許可書を印籠のように使えば面白い取材ができそうですね。
中学生が学校の授業で「取材」というものを体験するのだが(うちの子もやりました)、どうせならこのデパートの企画も中学生にやってもらいたいものだ。
今をリアルに実感 県内生徒が記者体験
http://www.kochinews.co.jp/nie/nie100nentokusyu.htm
ワンショットニュース
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/oneshot04/1606/
中学生が様々な職業を紹介するガイドブックを作成
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20060113wm03.htm