「モチベーション」
(英motivation)個体の行動を引き起こす動因。また、そういう動因を与えること。動機づけ。学習指導の場合は、学習意欲をかきたてること。特に、導入の過程で関心を引き出すことをいう。
この「モチベーション」なのだが、会社で仕事をやっているとよーくこの言葉が出てくる。単純に「やる気」のことを「モチベーション」に置き換えているだけなのだが、辞書にも同じような書かれている。だから「やる気が無くなる」を「モチベーションが下がる」と言ってもいいわけで、「アホな事ばかり言われるからモチベーションが下がりまくり」とか「あいつはほとんモチベーション下げてくれるよ」という会話になる。不思議なことに「モチベーションが上がった」というのを聞いたことがないし、私も言ったことがない。それだけ会社には「やる気」をなくすような要因が多いということだ。
ここでこの話題を終らせていては「日記」に書く意味は無い。わざわざ今さら「モチベーション」のことを取り上げたのは会社のグチを書くためではなく、非常に良いネタを仕入れたからである。
頭文字Dの25巻(講談社)
坂本(カプチーノ)vs拓海(86) の決着がついた後のシーンで坂本の台詞
———-引用開始———-
>オレが知りたいのは…
>単純にモチベーションの強さがどっからくるのかってことさ…!!
省略
>雨をものともしない あのモチベーションは
>いったいどこからわいて出てくるんだ…?
省略
>長い時間 集中力を持続させるためには
>並はずれた精神力のスタミナがいる…
>モチベーションっていうはそういうものだと思う
>オレが言っている気持ちの強さってのはそういう意味なんだ
省略
>質の高いモチベーションは質の高い目的意識がなければ生まれてこない…
>ただ楽しいからとか好きだからとかという理由で走っているだけじゃムリだ…
———-引用終了———-
「目的意識」があるから「やる気」が出てくるということである。「やる気がでない」ということは「目的」を見出せないまたは見失っている状態なのかもしれない。
続く。