久しぶりにホストコンピュータ側のプログラムを作成した。たぶん8年のプランクがあったはず。どうやって作っていたのか思い出すだけでも大変だった。はるか昔に引退した野球選手が再びマウンドに立つような心境です。それも突然。
入社して4、5年はそれはもうホストコンピュータ側のシステム開発で2000本以上のプログラムを作ったものだ。その後、私はPCを使ったシステム開発に移行し、ホストコンピュータ側に関しては若い人にやってもらうようになった。そしてここ3年間ほどはイントラなどを含めWeb絡みの開発をするようになったので、PC側の開発も徐々に離れていった。そしてそして今はと言うと企画レベルのことをメインにするようになったのでプログラミング業務からほぼ開放された状態である。
時々、突発的に発生するPC側の開発業務にはとりあえず対応しているが、これがもう億劫でしかたがない。先が見えるコーディングなんか作業的な意味合いが強いのでいまいち気合が入らず疲れるだけ。それでもまだなんとか対応するだけの力は残っている。
しか~し、今月中に片付けなければならない開発案件には非常に困った。もう完璧に忘れているホストコンピュータ側のシステムを作成しなければならないのだ。「なんでいまさら私が~」と叫びたいよ。こうなった原因は、貴重な戦力だった人が人事異動で担当を外れてしまうからである。他に誰もいないわけではないのだが、諸事情があって仕事を依頼できないのである。今の時代から見ればホストコンピュータのシステムというものは「化石」みたいなものです。そのようなものに新しい人材を投入してもしかたがないということで、結果的にホストコンピュータ側のプログラムを作れる人が減ってしまった(みんな忘れてしまった)。その異動になる彼だけがずっと対応してきてくれたので唯一の戦力であったわけです。頼りにしていた彼が抜けてしまうことで「やる人がいない」という状態に今あるわけで、この先いったいどうなるのやら。