今日の話題と言えば、ずはりこれでしょう。
「日亜化学工業に200億円支払い命令、青色LED特許訴訟」
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/biz/288462
この結果を踏まえて、いろんな企業がこれからドタバタするんでしょうね。企業だけボロ儲けしておいて、最大の貢献者にはスズメの涙ほどの「報酬」。社員が発明したものは「仕事」でやったものであるから、それは会社のものだという言い分はある面正しいが、その発明が無ければ発生しなかった利益というものはどう考えるのか。今回の裁判の判定はその辺にあるようですね。
企業側がさっさと“譲渡金”を払っておけばここまで請求額が膨れ上がることはなかっただろうに、引き際を誤った結果「200億」。東京地方裁判所の三村量一裁判長が「発明の対価を604億3006万円と認定する」としているわけですから、企業側としては「200億円で済んでラッキー」でしょうが、今更引くに引けない状態で控訴するとのこと。
いったいこの最終決着はいつになるんだろうか。