昨年末に下記の記事を見て、こんなことが本当に上手く運用できるのかと疑問に思ったものです。
「日本テレコム社員のITライフスタイル実験でBlog公開」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/28/news038.html
さっさく覗いてみたところ、やはり書き込みが殆どありませんでした。
「日本テレコム」のサイトによると
> 日本テレコムは「21世紀のネットワーク社会におけるライフスタイル、ワークスタイル、
> ビジネスモデルを提案し、最先端の技術を使い、その実現を推進します」という
> ビジョンを掲げております。
> その一環として「仕事とゆとりある生活との両立」をテーマに、
> 社員モニター6名がITツールを活用して新しいライフスタイル・ワークスタイルを
> 実践するトライアルを行います。
> このトライアルを通して、それぞれの理想を実現するには、
> どういったツールが有効なのか、どのような点が課題なのかを明らかにし、
> 新しいライフスタイル・ワークスタイルの普及をはかります。
> トライアルの結果を社員モニターがブログで公開しています。
>
> http://www.japan-telecom.co.jp/blog/
だそうです。
「やっぱりこんな企画は、どだい無理な話でしょ」と思っていたところ、世間一般に公表されたことがプレッシャーになったのか年末年始にかけてそれなりに書き込みがされています。いやはや当人たちは「えらい物を引き受けてしまったわい」と今頃後悔している可能性大。
これも仕事のひとつのは言え、個人の行動を書かなくてはいけないであろうし、これは企業の看板をしょってやる「トライアル」であるからして遊び半分で書くわけにはいかず、いったい何をどの程度の内容でそしてどのような雰囲気で書いたら良いのか悩むことでしょうね。
社員向けのクローズドなものなら「100%仕事」のことを書けば良い、一般公開するがあくまでも個人的な趣味ならば好き勝手に書けば良い、ところが仕事なんだけど世間一般の人に読んでもらう「日記」とはいったい何?
「100%仕事」の事は書けないハズ。書いたとして伏字だらけになるし、取引先の人も読む可能性があるため直接的な仕事絡みの話題に触れることは難しい。「業務日誌」はダメ、「コラム」もダメ、「エッセイ」なんてとんでもない。「日記」を書けと言ってもね~。
「社員モニター6名」の方々は原稿を書いて上司のチェック(検閲)を受けてから一般公開しているのでしょうか。私としてはそういうところに興味があったりして…。