豪雨の中の決勝レース「スーパーGT 鈴鹿」

今シーズンのスーパーGTもついに最終戦。昨日の予選アタックは非常に盛り上がり最終戦ムードがいっきに高まるが…。週間天気予報は当てにならないもので、「雨」予報だった予選日がドピカン晴れ、そして「晴れ」予報だった決勝日が大雨である。

スーパーGT 鈴鹿

同僚M君が早起きをしたくないと抵抗した為、今日は8時出発。予想通り鈴鹿ICの出口で渋滞。それ以降は順調にサーキットに到着するが、既にサーキットの駐車場は満車状態である。こうなると「民間駐車場」を利用するしかないのだが、民間は高めなのが相場。ところが民間でも“公認駐車場”らしきところはサーキットの駐車場と同額であった。

サーキット入り口までひたすら急ぎ足で向かうが、意外と入場する人はそれほど多くなかった。これは既に入場してしまったと考えるべきか。昨日の反省から、入場してすぐにピットウォーク入場の列に即行で並び、ひたすらその時を待つ。しかし、もう朝から雨がジャジャ降り状態で悲惨なピットウォークになりそうな予感。傘をさしての撮影などできないため「簡易カッパ」を着込んで挑むことになった。

スーパーGT 鈴鹿

スーパーGT 鈴鹿

約1時間10分、雨の中で待つのは辛かったが、ようやくピットウォーク開始。雨が降っていればE-1の独壇場のハズなのだが、なんだか「カメラが壊れてもネーチャンを撮るぞ」という気合が入った人たちが多くて、雨の中でも“おしくらまんじゅう”状態である。いやはや参りました。そこまでして撮りたいとは…。

そんな人たちの気合が天に届いたのか、小雨になり傘すらいらない状況に変わった。こうなると、いっきに激混み状態である。今回は“数が勝負”と決めていた訳ではないので、“ピンポイント攻撃”に徹し、今日のピットウォークは粘ることをせずに終了のアナウンスと同時に撤退。(いつもならここから粘り、数多くの目線をゲットするのだが)

さてこの後はというとF1グランプリの時に見過ごしてしまった「Challenge to The Top日本のグランプリ史」を見物。ちょうど「DiMAGE X1」の屋内撮影のテストにもなって都合が良い。さすがに絶対的に光量が不足する屋内といえども相手が静物ならば「手振れ補正」は絶大である。

決勝レースのスタートまで1時間、昼食を食べなきゃ…。と買い込んだものの雨を避けて座って食べる場所がありません。仕方なく手すりに持たれて“雨”に濡れながら食事。

スーパーGT 鈴鹿

グリッドウォークの時間帯になると雨が強くなり、スタート時間に近づくにつれ、まさに“豪雨”である。スタンドでの傘を差しての観戦はマナー違反、よって簡易カッパを着るが、ビショ濡れである。ガタガタ震えながらレーススタートを待つ。ところが「10分遅れます」とアナウンス、そして再び「10分遅れます」、三度「10分遅れます」、おーいいったい何時になったらスタートするんだ。結局、午後3時ちょっと前に決勝レース開始。

レースそのものは面白かった。でも観戦するには悲惨な状態。うーん複雑な心境。渋滞回避のため、ゴール30分前に撤収することにした。

決勝レースであるが、ZENTが優勝、ESSOが3位になり、鈴鹿としては珍しくスープラが大活躍したスーパーGT最終戦だった。スープラの勇士が観れてとりあえず満足です。


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