最終的にはミイラ取りがミイラになったというお話『「自己啓発」は私を啓発しない』

これも何が切っ掛けだったのか思い出せませんが「そのうち買うリスト」に入っていました。中古で安かったので“ついで買い”でポチしました。


齊藤正明(著)「自己啓発」は私を啓発しない

人間関係に悩み、会社も業績不振、いっそ独立でもしようかと…自己啓発セミナー・教材に600万円以上をつぎ込んだ!「マグロ船流仕事術」で成功した著者が語る自己啓発にハマった日々。

目次
第1章 人間関係に悩み、自己啓発にハマる
第2章 次々と自己啓発をくりかえす日々
第3章 自主開催セミナー・異業種交流会・ネットワークビジネス
第4章 会社を辞めて起業することに
第5章 講師として起業し、成功をつかむことに
第6章 自己啓発から教わることはない

読みながら「こんな人がいるんだ」と呆れる内容ですが、東京など都会で働く若者でクソ真面目な性格だとありがちな話なのかもしれません。大抵は「大金を使った割りには役に立たなかった」と途中でやめる可能性が高いと思いますが、この著者は自己啓発セミナーにとことんのめり込んで最終的には起業して自己啓発セミナーの講師をやっているので、つぎ込んだ金は無駄ではなかったようです。客観的に見れば「ミイラ取りがミイラになった」と思えます。

私の勤務先にもやたらと「セミナーに行け」という偉いさんがいますが、IT関連のテクニカル類を除けば「セミナーなど役に立たない」が私の持論です。特に「自己啓発」を前面に出しているセミナーなど全く持って無駄ですし、間違っても近づいてはダメです。

「教えてくれる」で育ってきた人ほど社会人になっても「誰かに教えてもらいたい」と思うのか、セミナーを受ければ何かしら解決すると錯覚しているような気がします。「そんなこと自己解決しろ」ですし、そもそも自己解決できない人がセミナーを受けても解決せずに、変な洗脳をされるだけです。

年配者がこの本を読めば「こいつアホだな」と思えますが、若者なら「こういうセミナーが危ないのか」という事例集になるかもしれません。




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