7月度の読書

出張の機会が無いとなかなか積読本が減らない…

平日も休日もすることが多すぎて読書に時間を割り当てられない状態。

今月は3回も出張があったため、とりあえず4冊読破。

Web2.0でビジネスが変わる
神田 敏晶 (著)

Web2.0がもたらした一番重要なことは、人々の行動様式の変化である。CGMという自分自身のメディアを手に入れたユーザーは情報を共有することによって「バーチャル」ではなく「リアル」な世界に新しい何かを生み出そうとしている。技術革新云々という話は本質ではない。メディア&マーケティングの大転換期をビジネスチャンスに変える、革新的ITビジネス論。

できれば「ウェブ進化論」を読む前に「Web2.0でビジネスが変わる」を読んだ方がいいかも。
個人的には、この手の本を読みすぎたため「もういいよ」という感想。お勧め度50%?

天才の読み方 究極の元気術
齋藤 孝 (著)

天才は「何の苦労もなくやりとげた人」でもないし、「変人」でもない。確固とした「自分のスタイル」をもち、「工夫」を積み重ね、「エネルギー」の出し惜しみをせずに、「膨大な量」の努力や仕事をやりとげた「上達の達人」である。ピカソ、宮沢賢治、シャネル、イチローという不世出の天才に学ぶ、誰もが実践できる人生の上達術。

真の天才とは何たるかを「ピカソ」、「宮沢賢治」、「シャネル」、「イチロー」を題材に解説。
読みやすく分かりやすい、そして勉強になる。お勧め度100%。

愛がなくてははじまらない
唯川恵 (著)

「あなたさえそばにいてくれたらあとは何もいらない。だからお願い、私を好きになって」年下の男、妻子ある男、残酷な男、煮え切らない男、ロクデナシな男。どんな男とも恋に落ちたら、願うことは一緒。恋したときに誰もが感じる幸福感と胸の痛みをリリカルに綴る、恋するチカラをもらえるハートフル・エッセイ。

2月頃に大和書房から出版された文庫本をまとめ買いした中の一冊。
この手の本を初めて読んだけど、正直言って私には無意味な本だった。
女性というものは恋だの愛だのそういうことしか考えていない生き物なのかと思えてきた。
男性へのお勧め度0%。

「個」を見つめるダイアローグ
村上 龍、伊藤 穰一 (著)

「個」としてハッピーであるために一人でもできることは少なくない。
対話は、2005年6月にスタート。約9カ月間に及んだ。
 幅広いテーマに鋭い洞察力を持つ作家・村上龍氏と日本を外部から見つめる国際人としての目を持つ伊藤穰一。この二人の「ダイアローグ(対話)」は、日本の経済、教育、政治、メディア、エンターテインメントとあらゆるテーマにおける日本固有の現象や問題などに焦点をあて積み重ねられた。
 そして、この対話が新鮮な化学反応を引き起こし、読み手に新たな見識をもたらし、私たち「個々人」が、日々の生活で何を意識し、どのような行動をおこせば、ハッピーになれるのか、そのヒントが随所に盛り込まれている作品となっている。

村上氏、伊藤氏の考え方に共感というか似たような思考を持っている人ならば読むべき本でしょうね。
両氏の思考に合わない人には途中で投げ出したくなる内容かも。
個人的には「読むに値する本」だと思った。



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