奥の細道と八重の桜「那須塩原~白河」

2013年11月3日

東北遠征第一弾「天空の磐梯吾妻スカイラインは絶景の連続」の実質的なスタート地点になる「会津若松」にどのように繋げるのか。その最適解を求めて随分と時間を掛けて検討しました。その答えが房総半島を周った後、水戸、宇都宮、日光、そして会津西街道を北上して会津若松。ところが、房総半島で無念のリタイアとなったために、日本一周ルートがさらに複雑になってしまいました。

リタイアポイントから日光までの区間、そしてその先の区間をまとめて遠征することは日程的に不可能だったため、オプションを追加させることで分割。それが、北関東遠征「日光東照宮と日塩有料道路(もみじライン)」の「鬼怒川温泉~もみじライン~那須高原」というわけです。結果的に、1日で走破できる区間「日光~会津若松」を3日間掛けて遠回りするようなものですが、このような機会が無ければ訪問することが無い場所が多いため、これも何かの縁と考えてあちこち立ち寄ることにしました。


20131103/04那須塩原~白河~会津若松

1週間前の北関東遠征と同様に6時40分の新幹線ひかりに乗車。不思議と先週の激混み状態が嘘のように、今日は自由席も空いています。東京駅で「東京→那須塩原」の指定席券を無事確保して、乗り換え待ちの1時間をホームで過ごしますが、暇を持て余すどころか結構な見所があり、あっという間に時間が過ぎます。


乗り換え検索などで調べてみると「東北新幹線」「山形新幹線」が表示され、なぜか発着の時刻が同じ場合が多いのですが、その理由は写真のように二つの新幹線が連結されているからと、ようやくこの時に分かった次第。連結された「やまびこ」と「つばさ」が「東京駅~福島駅」を走った後、福島駅で切り離されるわけです。


10時45分ごろに那須塩原をスタート。新白川駅近辺の宿まで約80km、多少のアップダウンはありますが、余裕をもって進むことができます。


スタートして30分足らずですが、茶色の看板のローソンで休憩タイム。コンビニの立地条件をクリアさせるためにいろいろあるようです。


そして走り始めてすぐに黒羽城跡に到着。ここからは松尾芭蕉の「奥の細道」をトレースするようなルートにしてあります。


黒羽芭蕉の館の庭には、芭蕉が馬に跨り曽良を従えているブロンズ像がありますが、曽良が指差す先には何があるのでしょうか。この「芭蕉の館」にも芭蕉に関する資料と黒羽藩主大関家の資料も展示されているようですが、いちいち見学していては切りがないためスルーします。


芭蕉も越えた「唐松峠」。ここは往復することになります。


禅宗の日本四大道場のひとつ「雲厳寺」。この地の芭蕉の句は「木啄も 庵は破らず 夏木立」。


朱塗りのそり橋「瓜鉄橋(かてっきょう)」を渡って山門を通り、振り返って山門を眺めると、改めて山門の大きさを実感。


静かな境内


手前が仏殿、奥が方丈。正味15分ほどの滞在でしたが静かな時間を過ごすことができました。


雲巌寺の駐車場に設置されている交通安全の看交通安全の看板「俺が危い」。この看板は何だろうって思ったけど深く追求せずに進みます。

検索してみると、この件を調べた人がいたようです。
Anthony’s CAFE
なるほど。


今回もローカルな祭りに遭遇。ブロンプトンの旅では何故かローカルな祭りに遭遇する確率が高いようです。


このようなサイクリング向きな道を北上します。


義経が平家追討の祈願をした「追分明神」。


交通量が殆ど無い寂しい道を走って福島県に突入。義経は、この道を南下して頼朝の元に向かったらしいです。


奥州三関の一つに数えられる「白河の関」に到着。


妙にねじれた木


白河神社の社殿。

この写真を撮っていると、遠征のために購入した「LUMIX DMC-LF1」の不具合のようなものに気が付いて、少しばかり気が滅入ります。

現象としては、たま駅長にピントを合わせると背景がボケすぎるので、絞り優先でf8にして撮ると画像の真ん中あたりが紫色になってしまうのです。ネットで調べてもそのような症状の報告は無いようですが、絞って撮ることができないというのは、致命的な欠陥のような気がします。


本日の最後の立ち寄りポイント「小峰城」に到着。


震災で石垣が崩れてしまったため近づくことができません。


同僚から頼まれたミッションのため、小峰城の茶屋に立ち寄ります。


小峰城の小峰シロは萌えキャラグランプリで優勝したらしいです。


山本八重と川崎尚之助が訪れた白河小峰城ということもあって、白河集古苑で特別企画展「新島八重の生涯と白河」開催中で、なんと開催期間は11月4日まで。つまり明日までということです。さらに「文化の日」の今日だけ入場無料でした。といっても、大河関連の施設は無料で良いんじゃないのかなって思えることが多いです。


そろそろ日が傾いてきました。宿はすぐそこですから、もう少し、小峰城周辺を探索します。白河は「東北の玄関口」と呼ばれているようで、平野部にもかかわらず、すでに紅葉が始まっています。


戊辰戦争の「白河口の戦い」の激戦地であった白河市九番町にある稲荷山。偶然にも宿へ向かうルートに稲荷山がありましたが、歴史的に観光地化されているわけではないため、事前に場所を特定してから訪問しなければ見つけることは困難かもしれません。


白河のスーパーマーケットで買い出ししてから17時ごろに宿に到着。弁当を2個、酎ハイ500mlを2本、スポーツドリンクを1本、合計939円なり。




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