絶景の陸中海岸とウミネコの聖地「小本~久慈~八戸」

今回の遠征の五日目が思いのほか長く続いた東北遠征の最終日になります。通称海のアルプスと呼ばれている「北山崎」の絶景や朝ドラ「あまちゃん」の舞台になった久慈市、そして東北編のゴールになる八戸まで盛り沢山の内容でサイクリングを楽しみます。

花巻空港~横手 103.8km(514m/550m)
横手~八幡平 135.6km(2290m/1763m)
八幡平~盛岡 129.3km(1516m/1999m)
盛岡~小本 133.7km(1344m/1418m)
小本~八戸 132.6km(1454m/1447m)
苫小牧~北広島 79.8km(388m/378m)

合計 714.8km(7506m/7555m)

遠征五日目


三陸鉄道に乗って小本駅に戻ります。


小本駅からリスタートすると、いきなり急坂が現れて朝から押し歩きです。


久慈まで53kmはともかく、仙台から300kmという標識が意味するものは何でしょう。この先も「仙台から○○○km」が頻繁に現れます。


隣に自動車道ができたので壊れた旧道が復旧されていなかったらどうしようと不安に思いましたが、旧道も綺麗に作り直されていました。


朝食を軽く済ませたため、すでに腹ペコです。シニアのお姉さま方が切り盛りしているラーメン屋さんで「鴨だしラーメン」をいただきます。


北山崎へ向かうために、右手に見えている何となく嫌な雰囲気がする道を下ります。


田野畑駅近くにある平井賀川の水門ですが、三陸鉄道の車両を模したあの建物の高さまで津波が押し寄せています。

震災食後の様子
三陸鉄道北リアス線:田野畑駅フォトライブラリー


戊辰海戦石浜古戦場跡。宮古湾海戦に敗れた旧幕府軍の艦船が座礁して、ここから乗員は陸路で敗走したとのこと。田野畑村に住み着いた乗員もいるとか。


たしかに船が近づけば座礁しそうな地形をしています。


崩壊した堤防がそのまま残されています。堤防の内側はキャンプ場だったようです。


北山崎・黒崎海岸を望むみち

明戸キャンプ場→2.3km→弁天駐車場→1.3km→机浜→1.7km→北山浜→3.5km→北山崎→10.2km→くろさき荘→1.2km→ネダリ浜→0.7km→黒崎漁港(延長20.9km)

先ほどのキャンプ場から黒崎灯台を経由し黒崎漁港までを散策するコースです。震災の影響でコースがどのようになっているのかは分かりません。

大きいマップはこちら
岩手県内の自然歩道 陸中海岸自然歩道「さんぽ道」


ハイキングコースを進むわけにはいかないため、県道44号(陸中海岸シーサイドライン)を走りますが、「どこがシーサイドラインなんだよ!!」と怒れてくるくらいの急坂の連続です。


どうでもいいけど二股の木。急坂に嫌気がさしてきたので気を紛らせます。


ここが通称海のアルプスと呼ばれている「北山崎」ですが、確かに素晴らしい景色だと思うのですが、疲労困憊でどうでもよくなってきました。


「北緯40度」をアピールする理由が分かりません。


黒崎展望台


陸中黒崎灯台


カリヨンの鐘


北緯40度シンボル塔


アンモ浦展望台

自転車から降りて、黒崎園地を散策している間にようやく気持ちが落ち着いてきましたが、リアス式海岸の海沿いの道を自転車で走るのは過酷です。

久慈市でグルメを予定していましたが、ここまでのグロスアベレージが10km/h程度という過去最遅ペースで進んでいるため、グルメどころか久慈市の巡礼ネタ(あまちゃんロケ地巡り)も諦めることになります。


道の駅「のだ」の観光物産館ぱあぷる2階にあるレストランで昼食タイム。ウニとホタテの卵とじ「磯重」をいただきます。これは絶品グルメですよ。


時刻は13時、ようやく久慈に到着。予定より1時間遅れです。つまり、久慈観光をバッサリとカットとなります。


久慈駅の様子。


「鉄道むすめ」と「あまちゃん」。


駅前のデパートには「潮騒のメモリーズ」。この「久慈駅前ビル」は解体されるらしいので、見たい人は急ぎましょう。


「久慈市に来たら最低限これだけは外せない」というネタで、こちらの「まめぶの家」さんにピットイン。


店内は「あまちゃん」の出演者たちのサインや写真がたくさん飾られています。


これが「まめぶ汁」。定食もありますが、昼食後だったので単品を注文。確かに微妙だけど、家庭の味という雰囲気。月に何度か食べても飽きない。そんな感じです。

さて、東北遠征もそろそろラストスパートです。


青森県に突入。


「観音平と赤石」の赤石は観音様が乗ってきた牛だそうです。全く「牛」には見えませんが、そのような言い伝えがあるということで。


国道から離れ種差海岸沿いの道をのんびり進みます。


葦毛崎展望台から眺める種差海岸。


立ち寄るつもりはなかった「蕪嶋神社」ですが、なんとなく異様な雰囲気が漂っているため近づいてみると。。。


数えきれないほどのウミネコ。いやウミネコに占拠されている神社という雰囲気。


神社の境内がすごいことになっています。


七福神が宿ると言われている「七福の岩」。ここにも大量のウミネコが。


ここは「国指定天然記念物 蕪島ウミネコ繁殖地」でした。


陽が傾き始めたころに八戸市に到着。


ちょうど苫小牧行きのフェリーが入港してきました。シルバーフェリーの「シルバーエイト」に乗船して北海道へ向かいます。


乗船手続き完了後、八戸ラーメンをいただきました。


2等室(大部屋)を予約したのですが、荷物が多いことを窓口に告げたところドライバーズルームに変更してくれました。ドライバーズルームって何だろうと思ったのですが、長距離ドライバー向けの個室でした。個室の外にはテレビが設置されている談話室があり、そこでゆっくりと(持ち込みですが)晩酌ができます。ここなら今日の疲れも取れそうです。窓口業務のお姉さん、ありがとうございます。

2等室との差額がプラス2250円で個室、ベッド、コンセント、空いている風呂、さらにブロンプトンの持ち込みが可能でしたのでお得です。2等室の場合は毛布を借りるのも有料で、大きい荷物は1100円払って預けることになります。


さらば東北。




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