青年よ大志を抱け「苫小牧~札幌~北広島」

日本一周のAルートは青森の大間から北海道の函館に渡りました。Bルートをどうしようか悩みましたが青森の八戸から北海道の苫小牧に渡ることにしました。Aルートを「函館→洞爺湖→小樽→札幌」にしたため、Bルートを「八戸→十和田湖→青森」にすると函館から先のルート設定が無理やり感満載になってしまいます。将来的には「日本一周完全版」として、道南エリアを走った場合は青森エリアも再考するかもしれません。

6月の遠征では網走から西へ向かって走り、7月の遠征では今回の遠征のゴール地点から東へ向かって走り、両者がどこかで接続されます。7月の立ち寄りポイントを検討して、夕張市に行きやすい場所を今回の最終ゴール地点に設定しますが、どうしてもやってみたいことがあるため「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に立ち寄ります。

花巻空港~横手 103.8km(514m/550m)
横手~八幡平 135.6km(2290m/1763m)
八幡平~盛岡 129.3km(1516m/1999m)
盛岡~小本 133.7km(1344m/1418m)
小本~八戸 132.6km(1454m/1447m)
苫小牧~北広島 79.8km(388m/378m)

合計 714.8km(7506m/7555m)

遠征六日目


6時、苫小牧に到着。個室だったこともあり、熟睡することができましたが、なぜか4時前に目覚めてしまいました。この遠征期間中は早起きする必要がなくても自然に目覚めてしまい、睡眠時間が6時間未満の日々が続いています。


この遠征のゴール目指してひたすら北上。写真はたまたま交通量が少なく写っていますが、早朝から大型車が非常に多いです。札幌に近づくと通勤車両も激増しますが、北海道の道は広いため無問題。


クラーク博士が帰国の途中に立ち寄り「青年よ大志をいだけ」という名言を残した舞台「国史跡 旧島松駅逓所」。駅逓所(えきていしょ)は、駅舎と人馬を備えて宿泊と運送の便をはかるために設置されたものだそうです。


これが「クラーク博士記念碑」。クラーク博士の銅像は別のところに建てられていて、それを見るのが本日のメインイベントとなります。


札幌ドームに立ち寄ってみました。外周路をぶらぶらしてみると地下通路みたいなところがあったので覗いてみたところ。。。


通路はメモリアルコーナーになっていて、コンサドーレ札幌や日本ハムファイターズのユニフォームなどが展示されています。


あっこれは!!


なんと「長嶋ジャパン」の長嶋茂雄氏のユニフォームが展示されています。


北海道遠征第一弾で立ち寄りたかった「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に到着。この公園にしか見えない「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に入るには入園料が必要で、そのために営業時間というものが存在します。前回は早朝スタートだったため立ち寄ることができなかったのです。


「青年よ大志を抱け!」ですが、「おっさんも大志を抱け」ということでゴールしました。「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に立ち寄った理由はこのポーズをしたかったからです。


クラーク博士の銅像は札幌農学校(現北海道大学)の構内に建てられたのですが、あまりにも多くの観光客が訪れるようになったため、さっぽろ羊ヶ丘展望台に全身像を建てたようです。大学構内の像は学生用で、展望台の像は観光客用ということになりますね。

“Boys, be ambitious!!”

Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame.

Be ambitious for knowledge, for righteousness, and for the uplift of your people.

Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.


銅像だけ見てオシマイでは寂しいため、園内を散策しますが「羊ヶ丘展望台」という名称の割には羊がいません。写真は「さっぽろ雪まつり資料館」。


ちょっと寒さを感じますが、オーストリア館のソフトクリーム(北海道産の牛乳)。羊ヶ丘展望台が今回の遠征のゴールになりますが、もう少し先に進みます。


7月の遠征のために北広島駅まで移動してきました。ここから新千歳空港駅まで輪行で戻ります。


遠征最後のグルメは千歳空港で「道産豚の豚丼」をいただきます。なかなかの美味ですよ。


最終日は時間に余裕があるため、千歳空港の温泉に入ってのんびりしようかと考えていましたが、温泉でのんびりするには中途半端な空き時間です。


しばらく千歳空港内をぶらぶらします。


展望デッキから飛行機撮影とか。


ここでは「絵」になりそうな構図を探すのは難しそうです。

理由はよく分かりませんが、15分遅れで飛行機が飛び立ち、そのまま15分遅れでセントレアに到着したため、空港バスに乗れるかどうかギリギリのタイミング。受け取ったブロンプトンを抱えてバス乗り場までの気合のダッシュは過酷です。バス乗り場に着いたのは発車時刻の3分前でした。昨年の九州遠征の時は目の前をバスが通り過ぎただけに今回はギリギリセーフ。

これにて東北遠征ファイナルは完了です。そして、6月と7月の北海道遠征で日本一周達成の予定。



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