補完計画群馬県編「関東屈指のパワースポット榛名神社」

遠征3日目は、伊香保温泉と榛名湖を散策、関東屈指のパワースポット「榛名神社」を参拝、そして日本100名城の「金山城」と「足利氏館」に立ち寄りますが、オプションをどれだけ追加できるのかは時間との兼ね合いとなります。


20141016上田~軽井沢
20141017軽井沢~伊香保
20141018伊香保~熊谷
20141019熊谷~東京

遠征三日目

ドライブネタの「頭文字Dの舞台を訪問する」で宿泊したことがある伊香保温泉に、ブロンプトンの旅で再び泊まることができましたが、伊香保温泉に泊まったのなら“散策”を外すことはできません。今回の遠征については細かいスケジュールを立てていないため、思いついたことを流れに任せて進めていきます。

宿の朝食時間が7時30分となっていたため、朝風呂を楽しんだ後に散歩タイムとします。


400年の歴史を持つ湯治場「伊香保温泉」、その石階段は少しずつ増やされ現在は365段あるとのこと。


石段に刻まれている与謝野晶子の詩


偏光フィルターがあれぱ中が写ったかもしれませんが、この小満口から源泉を見ることができます。


歴史を感じさせる写真ですね。


石段を上りきって「伊香保神社」を参拝。


紅葉なら“絵”になりそうな河鹿橋。


伊香保温泉飲泉所で温泉を飲むことができますが、非常に鉄分が多くて一口が限界でした。「痛風、慢性アレルギー性疾患、肥満症などに効能がある」らしいので、それらを解消したい人は飲むと良いかもしれません。(1日に飲んでも良い分量は600ml以下)


三国街道裏往還の伊香保関所


石階段を昇って宿に戻る途中。振り返ってみると結構な急階段になっています。階段を迂回する道路も急坂になっていて、昨日のラストはブロンプトンを押し歩きしました。


7時45分ごろに宿に戻って朝食をいただきます。朝からお替わりに2回でお腹いっぱい。

伊香保温泉は榛名湖へ向かう上りの途中にあるため、宿を出るとすぐに上り区間に突入です。


拓海が涼介を抜いた「秋名のダウンヒル」の最終コーナー。ラインがクロスするぞ!! by 中里


高根展望台から5連ヘアピンを眺める。といっても実際は4連ヘアピンですが。


1時間も掛かってようやくダウンヒルのスタート地点に到着。車ならあっという間の区間ですが、ブロンプトンだと結構シンドイです。ここからは前回訪問時とは違うルートで進みます。


すでに紅葉が始まっている榛名山を左手に見ながらぐるっと榛名湖を周ります。


前回は霧に隠れて何も見えなかった榛名湖ですが、今日は雲ひとつ無い晴天日。


お気に入りの一枚。 ※このスワンボートは頭文字Dに登場します


コスモスと榛名山とスワンボート。

以前は時間を気にしてあちこち立ち寄っても短時間で切り上げてしまいましたが、現在は心身とも余裕を持てます。それは「イザとなればリカバリーできる」という自信を持っているためで、自転車旅には絶対的な脚力は必要です。


10時29分、遠征3日目のメインイベントの場所「榛名神社」に到着。

榛名神社は、強力な願望実現パワーを持つ関東屈指のパワースポット。山岳信仰・神仏習合の霊場で、榛名山の木(文)の気に、榛名湖・榛名川の金(武)の気が交わる、文武両道の気を持つ龍穴の地です。(大地のエネルギーがみなぎる場所) 本社ご神体の御姿岩、双龍門の鉾岩をはじめとする岩には、大地のエネルギーが直接供給されています。
開運の神社・パワースポット【関東編】 – 榛名神社のパワースポット


参道途中に七福神の「寿老人」が。。。もしかしたら七福神が勢ぞろいしているのかな。


大勢の参拝客にお腹をさすられた「布袋」。


「福禄寿」


「恵比寿」


「弁才天」


「大黒天」


双龍門と鉾岩

あれ? 「毘沙門天」はどこに?


これ違う。


願望実現と大開運の強力スポット「社殿・御姿岩」。人力でここまでやってくるとご利益がありそうですね。


「毘沙門天」を探してウロウロ。どう考えてもここに居そうもありません。「七福神はボツネタか~」と諦めつつ参道を戻ります。


参道の入り口になる「随神門」を通ったきたわけですが、帰りは通り抜けずに脇を歩くと。。。


なんとこんなところに「毘沙門天」が。コンプリートできて良かったです。危くご利益が半減するところでした。

ここから先のルートをどうしようか考えながら榛名神社から高崎市までひたすら下り続けます。昨日のうちに前橋城跡に立ち寄っているため、前橋市に向かう必要はありません。伊勢崎市を抜けて太田市、足利市で良いかと進めると、交通量が多いだけで全く面白みに欠ける単なる移動に飽きてきます。


偶然にも利根川自転車道に合流できたため、気分転換とレポートネタのために利根川自転車道を走ってみます。しかしながら、この自転車道を走るとどこに向かってしまうのかさっぱり分からないため、ソニーのナビで進行方法をちょくちょくチェックする必要があります。


自転車道というものは巡航速度が落ちるためロードバイクを速く走らせるには不向きですが、ブロンプトンにはちょうど良いペースで気分よく進むことができます。

このまま利根川沿いを快適に進みたいところですが、どう考えても太田市からどんどん離れているような気がしてきます。さらに、五料橋のところを直進してしまうというトラップに嵌ったりして、途中からわけが分からなくなってきました。坂東橋でナビの行き先に「金山城」をセット。

本日のゴールしてから気が付いたことですが、高崎から伊勢崎を抜けるコースではなく、みどり市から足利市、そして太田市を通り、熊谷市を目指せば良かったのかもしれません。今日のところは「利根川自転車道を走ったことがある」という経験にはなりましたが。


15時10分、日本100名城の「金山城」に到着。


日本100名城のコンプリートネタとしては“入り口”だけで終わらせるわけにはいきません。マップをチェックしてみると結構な距離を歩くようで。。。


ひたすら歩きますが、そろそろ時間との闘いになってきました。


現在も復元工事が進められているようで、こちらの池は勝利や雨乞いの儀式が行われた「日の池」だそうです。


ようやく終点という場所には新田義貞公が祀られている新田神社が鎮座しています。


そして本丸跡の石碑。この後にもいろいろと予定していましたが、時間的に厳しくなってきました。終盤のオプション3つをカットして、今回の遠征で立ち寄っておきたい所に向かいます。


16時15分、日本100名城「足利氏館(鑁阿寺)」に到着。


国宝に指定された「鑁阿寺(ばんなじ)」の本堂。※平成25年8月7日指定


経堂(国重文)


鐘楼(国重文)


室町幕府を開いた初代征夷大将軍「足利尊氏」。100名城ネタとしてはこちらの銅像の方が価値があるかも。


日本で最も古い学校といわれている「足利学校」。時刻は既に16時36分、残念ながら見学時間は終了。


黄昏の中、熊谷市の宿を目指してラストスパート。

3日目の終盤の予定を大幅に変更したため、まだ決め兼ねていた最終日の予定がこれで決まりそうです。

走行距離:126.8km 獲得標高:977m/1621m アベレージ:20.6km/h



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