本州最北の地「下北半島」の旅

2013年7月12日、13日

日本一周ルートの東北編と北海道編をどこで分割させるのが効率が良いのか。当初からの懸念材料でしたが、FDAには「小牧空港~青森空港」のフライトがあることを知った時点で「青森空港」で分割させることに決定。青森空港から下北半島に向かって、大間崎からフェリーで函館へ渡ります。

東北遠征

20130712青森空港~むつ
走行距離:122.1km 獲得標高:221m アベレージ:21.5km/h
20130713むつ~大間崎
走行距離:73.6km 獲得標高:970m アベレージ:19.9km/h

初日


5時37分、新安城駅から名鉄の急行に乗り、まずは名鉄名古屋駅へ。平日でもこの時間帯は空いているため輪行に支障なし。名古屋駅前のリムジンバス名古屋空港線の乗り場を少し勘違いして、重いブロンプトンを抱えてウロウロ。そして6時40分、県営名古屋空港に到着。

愛知県から青森県へ行くにはFDAを利用するのが一番手っ取り早いため、中部国際空港ではなく、県営名古屋空港(小牧空港)を使うことになります。新安城駅からの移動ならば思っていたよりも早く県営名古屋空港へ行くことができます。


7時45分のフライトで青森空港に9時ごろに到着。FDAの「名古屋(小牧)~青森」が本日から増便ということで、青森空港の到着ロビーでは歓迎のイベントが催されていて、記念のグッズをいただきました。


この記念のグッズは結構な荷物となるのですが、捨てることなく自宅に持ち帰りました。


9時40分、7月半ばだというのに寒さを感じながらも5泊6日の「青森&北海道」遠征の始まりです。青森空港から青森市内までは下り基調になっているため、あっという間に市内に入り、まずは青森市内観光。


時間の都合上、外観だけ拝見した「青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸」。


青森駅周辺をぶらぶら。ここから特急に乗って青函トンネルを通れば函館まであっという間ですが、それでは自転車旅にはならないため、青函トンネルについては「機会があれば」ということにしておきます。


初日のメインの観光施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。この山車燈籠のことを「ねぶた」というんですね。日本一周が落ち着いたら別枠で「ねぶた祭り」を観に来ようかと思います。


優秀制作者賞「為朝の武威 痘鬼神を退く」


青森市内に到着時点でボツボツと降り始めていましたが、土砂降りというわけではないのが救いです。写真は青森市の合浦公園に展示されている「C11型167号機関車」。昭和15年10月16日汽車製造会社で製造され1,286,206kmも走り続けたそうです。蒸気機関車って見た目通りに頑丈にできているんですね。


ブロンプトンの旅から大仏巡りも外せません。青龍寺「昭和大仏」は日本一大きい青銅坐像だそうです。(奈良や鎌倉の大仏より大きい)


境内の「大仏そば 洗心庵」で「長寿そば(600円)」をいただきます。これで寿命が少し伸びたのでしょうか。


サイクル野郎に出てきた浅虫温泉駅。この後は輪太郎&陣太郎になった気分で浅虫温泉周辺を散策。「サイクル野郎」を聖地巡礼ネタとするには広大すぎますね。


本降り状態ですが、むつ市に向かいます。実は、この雨でナブユーが壊れ、ボタン操作ができない状態になっています。幸いにも地図だけは表示してくれるので迷子になることはなさそうです。

現在の気温は18℃。今回の遠征は初日から過酷です。あまりにも寒いため、暖かいコーヒーを求めてコンビニにピットイン。


戊辰戦争の戦いの一つ「野辺地戦争」で戦死した津軽軍の兵士の墓。


夕方になると雨がようやく止んでくれて、18時ごろに宿に到着。宿の夕食は予想以上にご馳走でした。「味噌貝焼御膳」美味し。


青森県に乾杯!

二日目


朝食バイキングをガッツリといただきます。昨日とは違って日差しが眩しい1日になりそうです。


7時40分ごろスタート。むつ市から恐山に向かうとすぐに急坂区間に突入します。夜には絶対走りたくない雰囲気の中をひたすら上ることになります。


信仰心はあまりないので、あくまでも観光気分で恐山に立ち寄ってみるのですが、このゲートを通ると観光気分でいいのだろうかと妙な気持になってきます。


遊び半分で恐山の三途川の橋を渡ると後悔することが起きるかもしれないので、ここは眺めてオシマイ。といっても、この川の正式名称は「正津川」。

三途川(冥界)
此岸(現世)と彼岸(あの世)を分ける境目にあるとされる川。一般的に仏教の概念の1つと思われがちだが、実際は仏教に民間信仰が多分に混じって生まれた概念である。
wikipedia


しかし、「日本三大霊場 恐山参拝記念」の看板が設置されていると「観光地」という雰囲気がするので、複雑な心境です。


ところが、境内に足を踏み入れると観光気分が吹っ飛び、写真撮影を躊躇うほど何か違うものを感じます。


これが一番「恐山」らしい光景ですね。


無限地獄、重罪地獄、血の池地獄、金掘地獄、女郎地獄、法華地獄、どうや地獄、修羅地獄


恐山は「地獄」と「極楽」の二面性を持ち合わせていて、こちらは美しいカルデラ湖の宇曽利湖。手前の地蔵菩薩像は、東日本大震災犠牲者追悼のために建てられたものです。


恐山には見どころが多く予定より時間を使いすぎたため少しばかり気合を入れて北上します。


恐山から大間崎までの区間54kmを2時間30分で走り切りました。こういう時にジテツウトレーニングの成果を感じます。


「本州最北端の地」に到着。今日は絶好のサイクリング日和ですね。

乗船手続きがあるため大間崎での昼食を諦めてフェリー乗り場へ急ぎます。「大間マグロ」には未練が残りますが、フェリーに乗り遅れるわけにはいきません。


12時44分、フェリー乗り場に到着。函館と大間を結ぶ津軽海峡フェリーの大間発は7時と14時10分の2便しかないため、乗り遅れると大変なことになります。


乗船手続き後、ようやく昼食タイムで「みそ貝焼定食」650円なり。ご飯に乗せて食べてみたら妙に美味しかったです。


フェリーに乗船するとブロンプトンを毛布でくるむ丁寧な扱い。1時間30分後には、いよいよ北海道に上陸です。




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