読者の年齢を選ぶ「45歳、結婚3年、お金オンチの私にもわかるように家計と老後のことを教えてください!」

「ファイナンシャル・プランニング 技能検定 3級」を勉強すると「知らなければ損する」がよく分かりますが、試験に合格するかどうかは理解度次第となります。自分でやった相続関連がプラスに働き「FP3級」を取れましたが、その知識はあくまでも「ルール」であって、個別案件に対してはFPとしての経験が必要になります。

30代の人、40代の人、50代の人、さらに家族構成など、最終的には価値観など、人によってどうすべきは違う。つまり、自分とは違う立場にある人の事例はあまり参考になりません。


45歳、結婚3年、お金オンチの私にもわかるように家計と老後のことを教えてください!/フカザワナオコ

目次
1章 我が家の世帯収入は…?
2章 家は買った方がいいの? それとも…?
3章 共同貯金は誰のお金?
4章 老後資金3000万円も夢じゃない!?
5章 ハッチーの医療保険は不要だった!?
6章 親まかせの保険、どーする?
7章 お金の意識改革!?
8章 自営業は年金だけで大丈夫!?
9章 長生き家系の選択肢
10章 つみたてNISAを始めたい!
11章 今日が人生で一番若い日
12章 投資信託を勉強しよう
13章 一回休みの我が家
14章 ようやく家庭内CIO誕生!?
15章 夢、大事…!

序盤の「保険」の話は私の経験と合致していて、もっと早く知れば私も損しなかったのにとつくづく思います。子供が就職したタイミングで保険を全て見直したことで、掛け金がゼロになることは防げましたが、それでもざっくりと400万円は損したことになります。あくまでも保険ですので、「今まで大病しなかったから」という結果論ですが、上記の本を読めば、そもそも保険に入る必要は無かったことが分かります。

後半の資産運用に関しては、年齢が重要になることが分かりますが、そこを見落として自分もそうしようかなと飛びついてはダメです。定年になったからとか、もうすぐ定年だからという人は対象外です。年金を貰うまでに20年以上ある人が対象です。資産運用というものが何なのか。そこを改めて知ることになるため、30代とか40代で「老後のこと」を考えている人は読んでみると良いかもしれません。

50代の人だと「今さらそう言われても」となる確率100%です。



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