沖縄離島巡りに備えて「ナビィの恋」

2017年11月に計画していた「沖縄離島巡り」は家族の諸事情でドタキャンしましたが、毎年「北海道」と「沖縄」には行っておきたいため、勢いで今年の1月末の時点で4月のフライトを確保しておきました。もちろん2017年11月の時と同様に久米島往復のフライトも確保。

沖縄本島は何度も自転車で走っているため「沖縄に行く」と言っても「沖縄離島巡りの旅」になります。

慶良間諸島を舞台とした『マリリンに逢いたい』に引き続き、粟国島を舞台とした『ナビィの恋』も観ておきますが…


ナビィの恋

沖縄本島から少し離れた粟国島。奈々子は都会の喧騒に疲れて久しぶりに帰ってきた。島までの小さな船には一人旅の青年・福之助と伊達な白スーツの老紳士が同乗していた。そしてその老紳士こそ、60年前に奈々子の祖母ナビィが最も愛していた人だった……。物語はふたつの三角関係を軸に、沖縄特有の文化やジャンルを越えた音楽と共に老若男女の恋の思いを夢とも現実とも取れるファンタジーとして描いている。監督は『パイナップルツアーズ』『パイパティローマ』の俊英・中江裕司。 allcinema

事前情報無しで「とりあえずロケ地巡りのために」という軽い気持ちで観たわけですが、作品の内容は軽い割りに衝撃的な展開で驚きます。19歳の乙女の気持ちをずっと持ち続けていた79歳のお婆さんの恋物語ですが、観る側に「この展開で良いのか。おじいが可哀そう。唄って踊ればそれで良いのか」と複雑な気分の中でお話が終わります。まるで時が止まっているかのように、沖縄エリアの小さい離島に住んでいる人たちは60年前も今も変わらないのか。1999年の作品とはいえ現代感が無さすぎます。時代設定が1970年前後なら分からないこともないのですが。



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