書籍『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』

あれこれ“ついで買い”していた時に、タイトルだけでポチした書籍です。


「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

「ワタミ」で鍛えられ、外資系コンサル会社で学んだ、最適ワーク・ライフ・バランスのつくりかた。一人の落ちこぼれOLは、「朝4時起き」を習慣化したとたん、仕事もプライベートも充実した新しい人生を突き進み始めた。

少し前に流行った「男性脳」「女性脳」に加えて、「理系」「文系」を組み合わせて「男性脳&理系」の人だと間違いなく途中で読むのをやめると思います。私は半分くらい読んだところで「もういいや」と感じつつ、最後まで読まないと日記ネタにならないので、とりあえず最後まで読みました。


・じっくりと考える時間が増える!
・「段取り力」が備わる!
・仕事がスムーズにこなせるようになる!
・残業をせずに、定時に帰れるようになる!
・趣味の時間が増える!
・家族や友人との関係が充実する!
・「攻める」姿勢に生まれ変わる!

これらに対して「なぜならば」という明確な回答はありません。延々と自分の経験談を語っているだけです。

「ダメな子でしたが、コツコツと努力を続けたら、こんなできる人になりました」という自叙伝です。感性に訴えかけるような雰囲気がするので、女性が女性のために書いた書籍です。

何らかの“先生”と呼ばれる立場になると名刺代わりの自著が必要なのか、主な読者ターゲットは“自分の生徒”なのかもしれません。その生徒の大多数は女性のはずです。

自伝部分はおいといて、朝活の重要性に関しては同意できます。若い同僚に「そんなこと夜ではなく朝やればいいのに」と言ってもなかなか理解されないのですが、出勤日の朝というものは時間制限があるため、効率を考えるようになるのです。それに慣れてくれば仕事においても、段取りを上手くできるようになります。夜やっていると「睡眠時間を削れば良い」となり、それは「残業すればいいや」に繋がります。



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