旅ネタにもなる書籍「にほんの結界ふしぎ巡り」

コロナ禍で旅できない日々が長く続くと徐々にインドア趣味になってしまいそうです。撮影旅行のために爆買いした撮影機材の出番もなく、近所の撮影散歩で使う程度です。それでも旅ネタになりそうな雑誌とか書籍を読んで気を紛らしていますが、今回は変化球すぎる書籍を読んでみました。

にほんの結界ふしぎ巡り
にほんの結界ふしぎ巡り (著)桜井識子

話題のパワースポットや、伝説が語り継がれるスポットに赴き、そこで出会った神様や眷属たちと対話した様子を書き綴ります。
誰もが耳にしたことのある人気スポットを違った側面から見てみましょう。
京都市内全域、関西、東京、東北エリアにある30以上の神社仏閣をめぐります。
第1章 北斗七星の検証
 平将門北斗七星
 津軽北斗七星
第2章 五芒星の検証
 京都五芒星
 関西五芒星
第3章 ミステリースポットの検証
 五色不動
 都市伝説「小さいおじさん」 大宮八幡宮
 御岩神社
 本所七不思議
第4章 最新の神社情報
 おすすめの神様
 阿智神社 岡山県倉敷市
 笠間稲荷神社 茨城県笠間市
 酒列磯前神社 茨城県ひたちなか市
 大洗磯前神社 茨城県東茨城郡

桜井識子氏の著者略歴を見れば、書籍がどのような雰囲気なのか予想できますが、実はノーチェックで書籍タイトルだけでポチしました。

神仏研究家、文筆家。霊能者の祖母、審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。1000以上の神社仏閣を参拝して得た、神仏の世界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などを広く伝えている。神仏のごりやく、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイス等を書籍やブログを通して発信中。


東京23区内なら自転車よりは徒歩(+公共交通機関)が良さそうですので、「平将門北斗七星」は歩き旅ネタで使えそうですね。


京都市内を3日間掛けてひたすら歩いたことがありますが、かなり疲れました。移動手段には折りたたみ自転車が良いのですが、京都市内には駐輪問題あるので、そこをどうクリアすべきなのか。「京都五芒星」は自転車旅ネタに使えそうです。


さて、一番大掛かりなネタは「関西五芒星」ですが、ぐるっとクルマで1周するならできないことは無さそうですが、実は1周じゃないのです。

畿内逆五芒星
出典:畿内逆五芒星の謎 | 奈良観光JP

伊勢神宮内宮(三重県)

元伊勢皇大神社(京都府)

熊野本宮大社(和歌山県)

伊吹山(滋賀県)

伊奘諾神宮(淡路島)

伊勢神宮内宮(三重県)

絶対ルールが「一筆書きで星になる順で回る」となっています。

これがどれだけ大変なことなのかは一般の方のチャレンジ記が参考になります。

怒涛の!?関西五芒星巡りをしてみた!序章 – まなごんルート

とにかく大変なことが分かりますね。

さて、「第1章」と「第2章」は非常に興味深く読むことができましたが、「第3章」と「第4章」は「あれ?」となんだか急激に興味が薄れます。

後書きを読んでなぜそう感じたのか判明。もともとブログで書いている内容のものを、Webサイトやブログなどを見ないような人たち向けに書籍にしたとのことです。よって、旅ネタではなく、あくまでもスピリチュアル系の書籍です。



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