撮影旅行の参考に「日本の広い風景」

今年はあちこち出かけることを自粛していますが、来年は「旅」を解禁します。「ブロンプトンの旅」は途中から日本一周と補完計画を達成することが目的になってしまったため、ゆっくり景色を楽しむという余裕が殆どありませんでした。

「ここはゆっくりする」と事前に決めて、そのようにスケジュールを組まなければならないような状況だったため、旅先で「もう少しゆっくりしたいな」という予定外の風景に出逢えても「先を急がねば」と諦めることが何度もありました。

とりあえず、したかったことは達成できたため、今後はもう少し違う楽しみ方をしていきたいと考えていますが、性格的に「行き当たりばったり自由気ままに」ができないゆえに、「そのように過ごすスケジュール」を組むことになるかと。

そろそろ来年のためにネタ集めに取り掛かることにしました。


日本の広い風景―ここが見どころ撮りどころ (旅行読売MOOK)

タイトルだけを見て買うと「あっ、なんだ」と思える書籍。実はあまり調べずポチッして届いてから「あっ、なんだ」と思ったわけです。

日本は狭いといわれていますが、旅先などで心が晴々とするような広大な風景に出会うことがあります。このムック本では、そんな風景写真を募集した写真コンテスト「広い風景フォトコンテスト2015春夏」の主な入賞作品65枚を地域別に掲載しています。

巻頭では、プロの写真家が入賞作品の魅力や構図を解説して、心をひく風景写真を撮影するためのヒントを提起しています。

要するに、「プロカメラマンが撮った素晴らしい風景写真」ではなく、「一般の人がコンテストに応募して入選した風景写真」が掲載されている書籍です。だからガッカリというわけではなく、一般の人が撮ったということは、特別なことをしなくてもその風景を自分でも見る事ができるため、「ここでこういう写真を撮ることができるのか」という事例集みたいなものです。

「自分だったらここでこう撮る」というアイデアが浮かんでくるので、撮影旅行の行き先選びにも役に立ちそうです。

最近は、走りメインというよりは、自転車遊び当初にやっていた撮影目的のサイクリングに戻りつつあるため、来年からの旅は、それなりの機材を携帯して、スケジュールも撮影のための時間を確保して、「出逢えた風景にじっくりと対峙する」を楽しむ予定です。



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