古い街並みが似合う倉吉には木彫りの「福の神」が35体も置かれています。それらをすべてコンプリートすればご利益もさらに高まりそうですが、時間との兼ね合いから「七福神 (恵比寿天・大黒天・布袋尊・寿老人・福禄寿・毘沙門天・弁財天)」を探すことにしました。
走行ルート
20131011松江~倉吉 100.9km(299m)
20131012倉吉~豊岡 136.3km(1276m)
20131013豊岡~東舞鶴 143.6km(1308m)
20131014東舞鶴~京都 118.9km(1038m)+8.3km(45m)
二日目
朝食はシンプルな和食でした。
倉吉市出身 第五十三代横綱「琴櫻 傑將 (ことざくら まさかつ)」。琴櫻記念館の開館時間が9時から17時となっているため、残念ながらパス。
ここからは倉吉の町並みを見ながら七福神を探します。
福禄寿 (元帥酒造)
さすり大黒 (やぶき)
寿老人 (花はあんどう)
辨財天像 (久米郡倉吉驛)
毘沙門天 (倉吉信用金庫うつぶき支店)
江戸、明治期に建てられた倉吉の「白壁土蔵群」。この中に…
巨大な布袋さんが鎮座しています。(赤瓦2号館)
恵比寿 (米沢鯛焼店)
滝沢馬琴作「南総里見八犬伝」のモデルになったと言われている里見忠義と八賢士の墓 (大岳院)
里見忠義の父「義康」が築城した館山城にはブロンプトンの旅で立ち寄っているため、私の旅と「南総里見八犬伝」とは縁があるようです。
私の世代の「里見八犬伝」といえば薬師丸ひろ子主演の映画ですね。
さて、短い時間でしたが倉吉観光はこれでオシマイ。鳥取砂丘を目指して走ります。
その前に、境港総合技術高校の生徒とファミリーマートが共同開発したワッフルを購入。こちらが昨夜の地元のニュース番組で取り上げられていた「2つの味のワンダッフル」。カボチャクリーム&カラメルソース、杏仁味のクリーム&マンゴーソースの2個入り。コーヒーブレイクにちょうど良いスイーツです。できれば全国展開して欲しいですね。
東郷湖の四ツ手網
この先の海岸沿いの景勝地にも一応立ち寄っていますが、写真を撮ってもイマイチだったため割愛していっきに進めます。
なぜか恋人の聖地になっている「因幡の白兎」。調べてみると…
・因幡の白兎で有名な白兎神社はパワースポットとして若い女性に人気です
・この地は大国主命が丸裸の白兎を助け、八上姫との恋が成就することを予言された所です
・若い恋人や麗しき女性、年配の夫婦、団体の観光客など多くの方たちが願いを託しています
なんだか無理やり感があるのは気のせいでしょうか。
白兎神社を参拝しようと階段を上ってみると、若い御嬢さんが真剣に参拝していました。出雲大社の帰り道に寄るとご利益も倍増でしょうか。
メモ 「白兎神社」 神話に登場する大国主と八上姫の縁結びの神様白兎神を祀っています
オッサンが縁結びグッズを購入しても仕方ないので、「たい焼き」もどきの「うさぎ焼き(紅・白)」をいただきます。観光地価格でひとつ150円なり。
鳥取城の特徴である「天球丸」。これで国盗りゲームの鳥取もクリア。
「鳥取砂丘 砂の美術館」で砂の芸術を堪能。
「鳥取砂丘」だけでは「広い砂丘を眺めてオシマイ」になってしまうので、観光地としてはこのような施設を用意することも重要かもしれませんね。
27年越しの「鳥取砂丘」。27年前に立ち寄った時は、既に日が暮れていて何も見えなかっただけに、今回は大いに期待していましたが、正直な感想としては「広い砂丘だな~」です。それ以上でもそれ以下でもありません。しかし、ここからの夕陽を見れば感動するかもしれませんね。
当初の予定では鳥取市内で宿泊して「鳥取砂丘の夕陽」を拝むことにしていたのですが、山陰遠征を「松江市」で分割したことでボツとなりました。松江市で分割しなければ米子市で宿泊となり、米子市からなら鳥取市まで走ることが可能です。分割日本一周の場合は、どこかで妥協しなければいけないのは仕方がありません。
本日のラストスパートに備えてエネルギーチャージ。境港総合技術高校の生徒とファミリーマートが共同開発した「親子丼風おむすび」をいただきます。海苔の代わりに玉子、そして「大山どり」のムネ肉を使用したちょっと贅沢なおにぎりは不思議な食感でした。
兵庫県入りして強風が吹き荒れる山陰海岸ジオパーク「穴見海岸」。
余部鉄橋展望台「空の駅」。
道の駅から15分ほど歩けば「餘部駅」の隣にある展望台に行けるようですが、さすがにその元気はありません。ここから宿までの約38kmの区間もアップダウンの連続です。
兵庫県美方郡香美町のローカルヒーロー「香美超戦隊オジレンジャーGEO」。
ひたすら走り続け、17時40分過ぎに宿に到着。今夜は近所のスーパーで買い出し。閉店間際のディスカウントで、こんなにたくさん買っても1193円でした。さすがに食べきれずに翌朝に持ち越しましたが。