☆ドラマチック&スタイリッシュFRセダン「マークX」誕生!
http://www.ntp.co.jp/01sc/01ncar/newcar/markx/index.html
日産の新車発表方法(私の記憶が確かならセフィーロが一番最初)のパクリでTOYOTAが自信満々に仕掛けた「X-BODY」。蓋を開けてみれば噂どおり「マークII」のフルモデルチェンジ車種であり、今回は車種名そのものも変わったということである。
上記の記事を見て「『マークエックス』なんというゴロが悪いネーミングなんだ」が私の感想。そのネーミングはあくまでも「マークIIの後継車種ですよ」をアピールするためのものであろう。たぶん次のフルモデルチェンジで「エックス」だけになると私は予想する。日産の「Z(ゼット)」に対抗してTOYOTAは「X(エックス)」。なんか「Z vs X」って言葉の響きがいいぞ。でもねぇ、スープラの後継車種を「X(エックス)」にすべきだったと思う。マークIIとZが張り合うなんて事はあり得ないのだから、やるんだったらGT選手権のようにZの相手はスープラでしょ。だからスープラの後継車種を「X(エックス)」にすべき。「ゼットとエックスのバトル」ってなんか格好良い響きでしょ。
ネーミングはさておき、「マークエックス」に全く魅力を感じないのは私だけでしょうか。なぜか全く興味が沸きませんし、ピッピッなんてくる気配はゼロ。別にこの車のどこかが悪いというわけではないのですが、素直に「魅力を感じない」「感性を刺激するような気配が全くない」「だから何?」っていう「アウトオプ眼中」です。
クラウンがモデルチェンジした時のキャッチコピー「ゼロクラウン」は言葉の響きも良いのだが、車としての魅力を感じられ、「あー良いなぁ」と一瞬で心が動いたものである。私が第一印象で「良いなぁ」と感じた車はそれほど多くなく、そう感じた車には月日が流れても魅力を感じるものがある。過去に遡っていくと「(ゼロ)クラウン」、「(ニュー)Z」、「(ニュー)MINI」、「(ニュー)ビートル」そして「アルテッツァ」。(それ以前のことは忘れた)
雑誌の紹介記事やカタログなどをじっくり見て「良いかも」と思える車も多々あるが、やっぱり第一印象って一番大切だと思う。「それでは『(ゼロ)クラウン』のどこが良くて『マークエックス』のどこが悪いのか分かるように説明できるのか」なんていわれてもムリです。こういうのは「車」だけに限ったことではなく、この世のもの全てに当てはまるかと思いますが、「各自それぞれの感性に響くかどうか」ただそれだけのことです。