8月30日のオープンに先駆けて、本日「レクサス開業記者発表会」が開催された。
その模様はWBSで「レクサスの野望」と題して放送されていたが…。
まずは、GS(アリスト)、IS(アルテッツァ)、SC(ソアラ)の3車種でスタートしますが、将来的にはLS(セルシオ)、ES(カムリ)もレクサス店で扱われるのでしょうか。
SCはとりあえず置いておいて、GSとISを比べてみるとISの方が格好が良いなと正直思った。ラインナップとしては、GS450、GS350、IS350、IS250の順番になるのでしょうが、GS350とIS350の関係って結構微妙。
といってもISの方が良く見えるというのは、アルテッツァ乗りとしての“ひいき目”が多少あるのかもしれませんが。
では、アルテッツァの後継車種であるISのページをチェックしてみると…
うんうん、良い感じだよね。
V型6気筒というのも“高級車”という感じがする。
それで、2種類のV型6気筒であるが
IS350専用としてチューニングされた新開発3.5リッターV6エンジン(D-4S)。高い動力性能とすぐれた環境性能を両立させました。アクセルの踏み込みに機敏に呼応する、リニアな立ち上がり。回転数とともに力強くスピードをのせていく、トルクフルな加速性能。心地よいエンジンサウンドを響かせながら、高回転域まで気持ちよく吹き上がります。「筒内直接噴射」と「ポート噴射」の2種類の燃料噴射式を最適に制御する新燃料噴射システムを採用し、低回転域から高回転域まで伸びのある加速を実現させました。
IS250には、意のままのアクセルワークを追求した2.5リッターV6エンジンを搭載。高速走行時には軽快な加速、市街地での走行時にはきめ細やかなレスポンスが堪能できます。状況に合わせた走りが愉しめる、バランス感覚にすぐれたパワーユニットです。
「違いはこれ!」というのが分からん。
3.5Lの方は「とにかくパワーを楽しんでくれ」、2.5Lの方は「乗り心地を楽しんでくれ」ということなのか?
これはアルテッツァの「3S(直列4気筒)パワー重視で走りを楽しむ」と「1G(直列6気筒)フラットトルクで乗り心地重視」と同じことなのだろうか。
さてさて価格の方はというと
車両本体価格
3,900,000円~5,250,000円!!
うげげ、なんじゃこりゃ~。まるで「クラウン」の価格ではないか。
売れ筋になるであろう「IS250“versionS”2WD」が405万円とは…
レクサスという冠を付けたら150万円アップですか、エンジン変えて装備も豪華になっているから、実質の「レクサス」ブランド料は100万円?
いやはや「レクサス」というものは、一般大衆には縁の無いモノのようですね。
WBSの放送でも、「ターゲットは年収900万円クラスのブランド志向の男性である」と明言していたし、メルセデスやBMWを“普通”に買える人たちに照準を合わせているようです。
では、果たしてどんな人がレクサスを買いに来るのか。ひと足早く、「ミスター・レクサス」の人物像を調べ上げた人たちがいる。
「(ミスターレクサスは)いい時計にスーツを着る人」(鈴木詳一 所長/ガリバー 自動車流通研究所)
こちらのシンクタンクが、今月、男女およそ500人に実施した調査によると、レクサスへの興味は年収900万円前後の男性から高くなり、30~40代が中心。腕時計ではスイスのフランク・ミュラーやロレックスなど、超高級ブランドがお気に入り。輸入車ではBMWとメルセデス・ベンツに興味が高い人たちだという。
ということで、団塊世代の人たちが「いつかはクラウン」で頑張ったように、団塊Jr.世代の人たちは「いつかはレクサス(LS or GS ?)」で頑張ってもらいましょうね。