波乱の旅立ち

今朝の地震には驚きました。「まさか東海大地震か~」とドキドキしながら揺れが収まるのを待って二度寝しました。

今日は娘がアメリカへ向けて出発する大切な日で、まさに「波乱の旅立ち」みたいな状態でしたが、なんとか新幹線が動き出しやれやれです。

1年間の留学であるわけですが、よくある語学留学のようなものではなく、アメリカの一般家庭でその家の子供と同じように生活を送るというものです。ホームスティ先には、あえて日本人が住んでいない地区が選ばれているため、とうぜんの如く日本語はいっさい通じません。学校に通っても当たり前ですが会話は英語です(もちろん授業も)。

1年前に「留学することになった」と突然言われた時は、よくある短期のなんちゃって留学かと思ったら、「日本語が全く通じない地区で1年間生活する」というやつらしく、それはもう驚いたものです。相談ではなく決定事項として報告されるものだから、こういう時だけは母子の団結力の強さに唖然呆然ですよ。しがないサラリーマン家庭なのに「1年間留学する」ですからね…

言葉が全く通じない地区で1年間生活するなんて私には到底考えられないことです。うちの子は小学校の頃から合宿類が大好きで、妙に自立心が強い傾向にあるようですが、さてさて誰に似たのでしょうか。

某留学制度は30年近く続いているそうで、アメリカだけではなく世界中の国々を留学先にしています。中には聞いたことも無いような国もあるのですが、「自分はその国の人になって生活することができる」と思えるのは「若さゆえの勇気」なのでしょうか。

若いうちにいろんな経験をやっておくことは大切ですから、1年間ほどほどに頑張ってきて欲しいと願いつつ見送りました。


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