2年半前に4本も眼鏡を作りましたが、40半ばになると「そろそろ老眼?」という雰囲気で、度数を変えて作った中で一番弱い度数のものでも、近くを見るのが辛いです。たまたま2年半前の検眼の時にキッチリ測定できていなかったのか分かりませんが、右目側がさらに弱めの度数になっていたため、遠くを見るときは左目、近くを見るときは右目なんていうことで乗り切ってきましたが、それが原因なのか眼精疲労が酷いです。
ということで、ここ数年間「遠近両用なんかいらない」と拘ってきましたが、今度ばかりは遠近両用眼鏡を作ることにしました。
で、前回作った眼鏡店で改めて検眼してもらったのですが、前回作った中の一番強度の度数で合っていて、まだ遠近両用は必要ないとのことでした。でもですねぇ、それを掛けると近く見るどころか半日も外出すると頭が痛くなるんですよ。一番弱い度数のやつすら近くがボケて辛過ぎます。検眼用レンズと実際に眼鏡にした時では何か違うような気がします。まあ、検眼の時はレンズの中心しか使っていないからだと思いますけどね。それとレンズの裏面と瞳までの距離が違うので、それだけで度数は変わりますよ。
「遠近両用眼鏡を作る」と決めて来店したのだから、加入度数を「0.50」で作ることにしました。「0.50」なんて合ってもなくても変わらないかもしれませんが、私の場合は、ちょっと度数が変わるだけで見え方が随分変わるので、それで十分です。加入度数が弱ければ遠近両用レンズに付き物の“ゆがみ”も少ないハズですから、普通に使えると思います。
指定したレンズですが、『ガイアの夜明け』でも紹介されていた「脳科学技術をレンズ設計に取り入れた遠近両用メガネレンズ」です。眼鏡レンズに詳しい知り合いに「あれって良いの?」と聞いたところ「間違いなくお勧め」って言われたから「それじゃ試してみる」となったわけです。
注文してちょうど1週間で仕上がってきました。
まずは「日常生活+仕事」用の眼鏡です。今回は「ナイロール」にしたかったため、レンズの屈折力は1.7ではなく1.6にしました。アッベ数も1.6の方が高いためニジミも少なくクリアに見えるハズです。カラーは400nm以下を完璧にカットする「特殊サングラスカラー」にしてあります。(今まで掛けていたレンズのカラーと同じ)
次に「自転車」用の眼鏡です。特に自転車用をうたっている訳ではなく、私が勝手にそう思っただけです。どこが「自転車」用なのかは後日明かします。
価格は書けませんが、この2本で入門ロードバイクを余裕で買うことができる出費でした。