スーパーGTは“レースショー”だけど…

毎年観に行く度に「去年より観客多いよね」と半分グチのような会話になってしまうけど、ほんと激混みを通り過ごして爆混み状態のスーパーGT。そんなスーパーGTですが、多少なりとも詳しい人たちには“レースショー”というのは既知の事実であって、「まあ面白ければいいんじゃないの」と冷めた目で観戦しているのでしょうね。レースの結果ではなく、パーツパーツのバトルシーンを見せてもらえればそれで良しとしなければ納得がいかないことばかりです。

そもそも全く違う車種で競い合ってもそれが“レース”として成り立つのかという基本的な問題を“レギュレーション”でなんとかごまかし、GT500クラスとGT300クラスを混走させることで“逆転のチャンス”を作り出す演出。“ウェイトハンディ”という奇怪な特別ルールで性能差を無理矢理埋めようとする。性能差だけではなく、“一人勝ち”を許さないためのルールでもあり、この特別ルールをいかに上手く利用するのかが結局のところチャンピオン争いに残れるのかどうか。シリーズを終盤まで盛り上げるために作り出されたルールですが、観客にとっては今観ているレースが全てであって、年間通してなんていうのはどうでもいいことです。

まあいろいろありますが、私のように写真撮影を目的にサーキットに行く人たちにとっては、カッコ良いマシンが走っていて、時々でもいいからバトルを見せてもらえればそれで良いのですが…

でも今回ばかりは関係者も我慢ができなかったのか、不満がいっきに爆発してネットに大公開…

DOME COLUMN / ESSAY
Mar.17.2008 「今日、S-GTは自動車レースを捨てた。」
http://www.dome.co.jp/column/dt_58.html

ちょっと言い過ぎというよりもここまで暴露しちゃっていいのでしょうかという内容ですよ。


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