2002年秋のドライブ第3弾「茶臼山」


前を走るは友人Kのゴルフ

茶臼山は紅葉真っ盛り

茶臼山有料道路からの景色

今何時だろう。K氏宅に泊めさせてもらい、起きなきゃ起きなきゃと心は叫ぶが体は動かず。なぜそんなに焦る必要があるのか。それは今日は紅葉を撮影しに行くのである。よって少しでも早く出発しなければ渋滞に巻き込まれてしまい効率が悪くなってしまうのである。

気合を入れて起き上がるが、頭はガンガン、体は重い。酒を飲みながらの映画鑑賞、上映終了が深夜2時過ぎ、朝まで続く謎の騒音、などが原因であろうか。時刻はなんと10時!えっもうこんな時間なのか。

私がゴソゴソしているとK氏も目覚めた。もうこうなったら急いでも仕方が無いので、朝食をゆっくり摂り11時出発。ナビで到着予定時刻を確認すると13時30分!。そんなに掛かるの‥‥

やっぱり、車の流れが悪い。その原因の殆どが普段は車の運転をしない“サンデードライバー”である。ほんと腹がたってくる。

ようやく目的地の近くに着いたのが13時過ぎ、ここからは急な坂、コーナーの連続。ドンくさい車がいたらそれこそイラつく。案の定、ワンボックス車がノロノロ走る。速く走れないのなら道を譲れっちゅうの。「私はいつでも撃墜体制に入れるよ。Kさん早くダッシュしてよ」と回転数をキープしながら待つが、私の前を走るK氏は諦めているのか抜く気配無し。ナビをチェックすると抜けるチャンスはあまりない。「行っちゃえ!」と私はアクセル全開。正直言ってブチ切れただけです。

コーナー2つでバックミラーから消え、ガンガン上っていくとまたまたワンボックス車がチンタラ上っていく。こいつはぜんぜん譲る気はなさそうだ。それにしてもコイツには腹が立つ。譲ろうと思えばできるハズ。広い右コーナーならアウト側によってくれたらそれで済む。わざわざセンター寄りを走り抜かそうとさせない。またまたブチ切れる。とりあえずナビを確認するとコーナー3つ先にわずかな直線がある。ここまで我慢するか。ということでプロックするやつを抜いてからは非常に面白い。路面状態が悪いのか、リアが滑ります。楽しいひと時はあっという間に終わりゴール。遅れること3分、K氏が到着。こんな短い区間で3分の差は大きいね。

ここはどこか。三河で最初に紅葉を楽しめる場所といったら「茶臼山」です。ラジオで「そろそろ見頃」と言っていたので来てみました。初めてここに来たが大正解。三河地区の紅葉といえば11月中旬だろうと私はずっと思っていたが、皆さん紅葉スポットを知っているようでかなりの賑わいです。

「紅葉」を撮影するのに何が難しいかといえば「紅葉」は“山一帯”なのです。「桜」ならば“桜の木”がある場所だから困ることは無いが、「紅葉」の場合は“木”ではなく“山”、つまり撮影ポイントがはっきりしないということです。自分で歩き回り自分が良いと思う撮影ポイントを探すしかない。

先日行った「御嶽山」がイマイチだったのは撮影ポイントを見つけられなかったからであって、もし紅葉が一番綺麗な時期(せいぜい1週間か)に絶好の撮影ポイントを見つけることができればきっと満足するハズ。今日の「茶臼山」は時期としては“ちょうど良い”、撮影ポイントはある程度決まるかも。あとは太陽次第。雲から時々顔を出す太陽を確認しながら撮影を続ける。ただし到着時刻が遅かったせいで撮影できる時間が限られてしまう。日が傾くと“光”も変わってしまうので、15時頃までが勝負。

14時30分ごろK氏と別れ、私は茶臼山周辺を走り回り撮影ポイントを探すが、太陽が顔を出さないので上手く撮れない。ここに到着したころ気温は11℃であったが、何時の間にか6℃(時刻は15時30分過ぎ)。めちゃめちゃ寒くて撮影どころではない。手が震える。撮影を諦め、茶臼山有料道路を通り帰宅することにした。有料道路で山を下るとなぜか太陽が輝いているではないか。やっぱり山の頂上付近は雲が多いということか。難しいな。

午後5時40分帰宅。K氏宅→茶臼山→自宅 走行距離176km。意外と遠かった。

撮影機材: OLYMPUS E-20



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