最初のクルマは「ここで買う」「予算ありき」だったため、選択肢はほぼ無くて「カローラII(スポーツパッケージ)」でした。

2台めは就職した当時に流行っていたカー雑誌に影響されて、「AE92レビン(GT-Z)」。とにかくスーパーチャージャーが楽しかったです。

3台めはファミリーカーでも見た目が良い割にはお値段はそれほど高くない「カムリZX」。「3S-FE」は扱いやすいエンジンで、ボディもちょうど良い大きさでした。

4台めは頭文字Dに影響されて「とにかくFRが欲しい」「でも実用性は必要」というタイミングでマイナーチェンジされた「アルテッツァ(RS200)」。クセがありすぎて面白いクルマでした。

ここまでは比較検討することなく、ほぼ1択で購入してきました。

5台目の候補がなかなか現れず、アルテッツァを乗り続けました。14年目に入ると、よく回る「3S-GE」は元気いっぱいでも足回りが時折りガタガタと鳴るようになって、修理ついでに足回りをいじくるのか悩みつつ、5台目を検討。クルマを今まで比較検討して買ったことがなかっただけに、どうどう巡りの末、「デミオD」になりました。

過去に「これが欲しい」と完全な決め打ちで購入したのが「AE92レビン(GT-Z)」と「アルテッツァ(RS200)」だったわけですが、「デミオD」は消去法で選んだクルマとも言えます。実用性は高く、燃費も良くて、ブースト高めて走れば面白いクルマですが、どこか物足りなさを感じます。

「トヨタ86」が登場してすぐに見に行ったことがありますが、当時は自転車遊びで忙しく「今買うタイミングじゃないな」と見送り、5台目を探している時は、妻のクルマとセットで買うタイミングだったため予算的に不可能でした。(最終的な追い金は2台で450万円でした)

四捨五入で60歳になると、そろそろ「次のクルマが最後かな」と思えるようになって「やっぱり最後はジムニーかな」と先日までは考えていましたが…

先日、タイミングよくなのか「ロードスターRF」を試乗する機会がありました。半分はセールスのゴリ押しでしたが、予想通り楽しいクルマです。エンジンは「2.0G」ですが、他の車種とは違って専用チューンがされているので、よく回ります。しかし、アルテッツァの「3S-GE」のような面白さは全くなく、「昔の2000ccのエンジンならこのくらいのパワーはあるよね」程度です。それよりも、折り畳み自転車すら積めないという点が私には致命的なデメリットです。マツダ3になる前のアクセラに試乗したことがありますが、それの「2.0G」は「これ本当に2000ccなの?」と疑ったほどつまらないエンジンでした。燃費優先だとどうしてもつまらないエンジンになります。

で、ここにきて「GR86」が登場です。

ニュースサイトなどではチェックしてきましたが、日に日に「これは良いかも!!」と気分が高揚してきます。

この雑誌を毎日眺めていますが、「GR86欲しい欲しい病」に掛かってしまったかもしれません。しかし、妻に言うと即効で却下されます。

半年間「最後のクルマなんだから」と言い続けて何とかなれば良いのですが。

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