眞鍋かをりのココだけの話

眞鍋かをりのココだけの話
たぶん今もっとも話題になっている「ブログ本」であろう「眞鍋かをりのココだけの話」を読みました。

発売(8月27日)されてまだ間もないにも関わらず、「読み物として面白い」、「ブロガーには参考になる」etc、なかなかの好評のようです。

7月頃、「『眞鍋かをりのココだけの話』書籍化決定」の記事を見たときは「ブログを単純に書籍化しただけでしょ」と殆ど感心が無く、まさか私がこれを買おう気になるとは思いもよらなかった。

なぜ買う気になったのか…

最近、仕事関係でもいろいろとブログに関する動向などに日々注目しているのですが、「結局のところ、いきつくところは“書き手”だな」とため息が出る。「プロモーションにブログを活用」とか「営業活動にブログを」などという一部の成功事例を参考に「うちもブログをやるか」と“”いきおい”で「とりあえずやってみよう」なんていうノリでブログを始めても「企画倒れ」になるのがオチ。やはり“書き手”が一番重要。

それで、“日本一トラックバックがあるブログ”とはどういうものなのかと興味が出てくるわけですが、ネットで過去の分を含めて全部読むというのは結構しんどい事です。どうせ書籍化されたのならそれでいいかと「眞鍋かをりのココだけの話」を購入したわけです。

読み始めて…

「読み物」として、めちゃめちゃ面白い。テンポの良さ、読み手を引き付けるネタ、行間の取り方、、、、、
単なる日記ではなく完全なる計算された読み物ですね。人気があるのも頷けます。

そして単なる書籍化ではなく、「追記」「写真集」「携帯写真館」「お店紹介」そして「眞鍋に学ぶブログ講」を掲載されていることで、立派な「本」として完結しています。

一般的にはWebページと紙ベースでは書き方を変える必要がありますが、このブログは本にしても違和感無く読めるような書き方を最初からしていたような気がします。よって「眞鍋かをりのブログを書籍化」ではなく「眞鍋かをりの本」として通用するデキです。

さて、「眞鍋ブログ」の最大のライバル「古田ブログ」の書籍化はいつ?



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