「乗らないのなら買い替えない」が正解かも

先日、久しぶりに給油。7月1日以降のガソリンの消費量は「60リットル」でした。

燃費は約9km/lでしたので、以前より何故か燃費が良くなっています。これは普段は自転車に乗っているため、久しぶりに車を運転すると以前より全般的に“ゆっくり”走っているのかもしれません。

車の使用頻度を今のペースを保てば、ガソリンの年間消費量は180リットルで済みそうです。「自転車遊び+ジテツウ」を始める前に比べて約75%カットです。車を使っていたところを部分的に自転車に置き換えたと仮定すると、燃費は約36km/lとなり、ハイブリッド車より遥かに燃費が良いことになります。

自動車業界を助けるためなのか妙な政府の後押しなどがあり、「燃費が良い車に買い替えましょう」という風潮がありますが、本当にそれは正しいことなのでしょうか。単純に車を使うのをやめて自転車を使うという点だけではなく、買い替えは得するのか少し計算してみると…

11年目の車検を通したアルテッツァを、さらに2回の車検を通し、これから5年間は手元に残すと仮定。殆ど乗らないため、メンテナンス費用は殆ど掛からず、単純に「維持費」だけ掛かります。どうせ乗らないのならば、維持費が高いアルテッツァから安い軽自動車に買い替えるのが経済的に“お得”ではないのかと思うのかもしれませんが、実は違います。

5年間の維持費の差額は、多く見積もっても50万円です。そこそこまともな軽自動車なら100万円を軽く超えます。そもそも軽自動車は寿命が短いため、乗らなくても買い替えサイクルが早くなるため、維持費が安い軽自動車が経済的に得するとは言えません。

それなりの車を所有している場合は「乗らないのなら買い替えない」が正解かもしれません。しかし、すぐに壊れるとかでメンテナンス費用が掛かる場合は、さっさと買い替えましょう。



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