ブロンプトンの遠征の時は「宿に泊まる」という自分ルールがあったため、行程表作りに結構な時間を費やしました。「宿の確保」次第で日程、走行ルート、立ち寄りポイントも変える必要性もあり、なかなか「自由気ままな旅」というわけにはいきませんでした。“毎日が日曜日”という身分なら「半放浪の旅」みたいなこともできるかもしれせんが、使える時間に限りがある会社勤め人には難しい話です。
ブロンプトンの遠征であちこち走り回り、自分ルールで残された宿題は「小笠原諸島」のみとなっています。それについては来年の春先を予定しています。おまけの「100名城」については日本一周の終盤まで意識していなかったため、近くまで行ったのに立ち寄っていなかった城がいくつかあります。それらについては「補完計画」で行くようにしていますが、取りこぼした残り17城をクリアさせるのは結構大変です。特に「また遠くまで行く必要があるのか」という場所にある城についてはそれだけのために行くのは気が重いです。
まとめてクリアできるとしたら「川越城(埼玉)、佐倉城(千葉)、江戸城(東京)、八王子城(東京)」と「竹田城(兵庫)、篠山城(兵庫)、津山城(岡山)」の2本でしょうか。無理やりでも遠征を組むなら「松前城(北海道)、二本松城(福島)、高遠城(長野)」でそれぞれ1本ずつ。残りの「根城(青森)、新発田城(新潟)、七尾城(石川)、山中城(静岡)、千早城(大阪)、月山富田城(島根)、津和野城(島根)」については近くを通っているだけに、わざわざもう1回行くのはキツイ。
車を買い替えると妙にハイテンションになって、「こいつでどこに行こうか」と思うようになってしまうのはいつものことです。アルテッツァの時も最初の3年間くらいはあちこちロングドライブしたものです。それ以降は写真が趣味になったため、撮影地へ移動するための手段がドライブでした。自転車遊びに忙しくなると、アルテッツァで出かけることは殆どなくなったわけですが、自転車遊びが落ち着いたタイミングで車を買い替え、その車が「どこかへ出掛けたくなる車」ならぱ、今回も「こいつでどこに行こうか」となるわけです。
しかしながら、中学生のころにサイクリングを始めてからは手段は変わっても日本中あちこち出かけているため、「ここに行こう」と思える場所はあまり残っていません。ブロンプトンの遠征の時は「ここは車で走ったことがあるな」という道が結構ありました。
ならば「わざわざもう1回行くのはキツイ」という場所には、「ブロンプトンの遠征」ではなく「デミオDでドライブ」で行けば良いのではと思えはじめてきて、車ならリカバリーするのも容易いため、細かい行程表を作る必要もなく、「車中泊」という切り札が使えるため、「自由気ままな旅」に近いことができます。昔と違って今は「道の駅」という便利な施設があり、温泉とグルメも楽しめるところもあります。単なる移動区間なら、温泉入ってグルメして、そこから少し走って眠くなった近くの道の駅で車中泊という方法が考えられます。
ということで、さっそく「道の駅」の情報誌を購入。
ロードマップ『道の駅 旅案内 全国地図 平成27年度版』 (「道の駅 旅案内 全国地図」シリーズ) 1188円
「平成27年度版」ということは毎年発刊される書籍のようです。道の駅がどんどん増えているため、なるべく最新の情報誌を買った方が良いかもしれません。ネットで調べるのが一番「最新」ですが、紙になっている方が便利なこともあります。
中部と関西で温泉マークがある道の駅を一通り調べてみると、宿に泊まらなくてもなんとかなりそうなくらいあちこちにあるようです。ただ、営業時間が21時までというところが多いため、そこから朝までどのように過ごすのかが課題になりそうです。
「デミオDでドライブ」は「ブロンプトンの遠征」とは少し違ったプランニングで楽しめそうです。