随分前のことになりますが「カスピ海ヨーグルト」が流行っていた時期に、知人にカスピ海ヨーグルトを少し分けてもらって、我が家でも日々食べきれないほどに無限増殖をさせたものです。カスピ海ヨーグルトは少しクセがあるため、そのうち食べるのも飽きてきて、最後は全て捨ててしまったことがあります。ほかっておいても勝手に増殖するというのが面白かった。ただそれだけだったのかもしれません。
4月26日放送の「がっちりマンデー」でヨーグルトメーカーが取り上げられていました。
市販されているヨーグルトというものは発酵が止っていて、「牛乳を足せば増殖する」ということは無く、だから発酵が止っていない「カスピ海ヨーグルト」が流行ったんだろうと思い込んでいました。
ところが、番組によると、タニカ電器「ヨーグルティア」を使えば市販されているヨーグルトも増殖させることができるらしいのです。
その秘密は、タニカ電器「ヨーグルティア」の公式サイトにさらっと書かれていますが、発酵させるためのノウハウがあるようです。消費者は難しいことを知らなくても「ヨーグルティア」を使えばヨーグルトを無限増殖させることができるのですから、“ちょっと試してみるか”と思える価格ということもあって興味本位で購入。
楽天ショップに注文して翌日に届きました。箱の中身は「これで上手くいくのかな~」と思えるシンプルさ。説明書をぱらばらと斜め読みする限り、難しいことはゼロです。
とりあえず温度設定は「40℃」にすれば良いらしい。
毎日欠かさずにヨーグルトを食べているため、冷蔵庫に有ったもので試してみます。まずは入れ物を電子レンジで殺菌。熱湯をすすいでも良いらしいです。添付されているスプーンでヨーグルトと牛乳をシャカシャカとシェイクしてから、温度設定は「40℃」、タイマーは「6時間」。
6時間後、ヨーグルトぽいものが出来上がっています。冷蔵庫で冷やすこと2時間。
特に問題もなくヨーグルトが増殖しました。ただ、水っぽい感じがするので「6時間」では発酵が足りなかったかもしれません。
ここでこのネタを終わらせては面白くありません。ここからが本番です。
コンビニで買ってきたもの。
近所のコンビニにはドリンクタイプしか売っていなかったので、ダメ元の実験となりますが、ドリンクタイプですから牛乳と混ぜるのも簡単です。112mlに適当に牛乳を足して500mlくらいになるようにしました。温度設定は「40℃」、タイマーは「8時間」。
拍子抜けするほど簡単にヨーグルトが出来上がっています。もちろん「ドリンク」ではありません。
ということで、無限増殖させて毎日欠かさずに“プリン体と戦う乳酸菌”を食べています。
市販のヨーグルトには食べやすくするために余分なものが含まれていますが、ヨーグルトメーカーを使って無限増殖を繰り返すことでプレーンなものになっていきます。