格安心拍計「LETSCOM スマートブレスレット ID101HR」を購入

2年前なら心拍数140bpm程度で走るような状況でも現在はなぜか160bpmを超えてしまいます。では、ジテツウの時はどうなのでしょうか。

ジテツウで胸に巻くハートレートセンサーを使うのは抵抗があるため、今回も手首に巻くタイプが必要になります。

手首に巻くタイプのものは2015年2月上旬に「Mio Link」を購入しました。


→ 腕に巻く心拍計「Mio Link」を購入

「Edge500」のハートレートセンターの代わりに「Mio Link」を使ったわけですが、連続稼働時間は約9時間でしたので、ロングライドではなく、あくまでもジテツウ限定の用途でしたが、実質3か月ほどで壊れました。1万円以上したものがたった3ヶ月で壊れるとは困ったものです。肝心の心拍数についてはそこそこ精度が良かっただけに残念なアイテムでした。

今回もちょっと試して使わなくなる可能性が高いだけに1万円の出費は痛い。できれば「無かったことにしよう」で済むような出費で抑えたいところです。そこで、そこそこ実用的なものをAmazonで探してみたところ4000円を切る価格のものがありました。


LETSCOM スマートブレスレット 心拍計(あり/なし) スマートリストバンド (Amazon価格で3988円)

まあこのくらいなら半年も使えば十分かなとポチッ。ハートレート機能付きですから型番は「ID101HR」になります。


余分なものがいっさいないところが価格相応です。USB充電ですので、純正の充電器などという邪魔なものもありません。説明書もあまり役に立たないほどシンプルなアイテムです。


しかしながら、手首のどこに巻けばいいのかいまいち収まりが悪いです。ID101HR本体が硬い直線の物体であることが原因です。この辺も価格なりの作りです。いちおう防水仕様らしいですが、センサーが壊れる可能性があるため、水につけるようなことはやめた方が良いかもしれません。

「ID101HR」単体では内蔵時計の時刻を合わせる事すらできません。スマホ連携が前提となっているため、自分のスマホにアプリをインストールしますが…


なんと拒否されてしまいました。改めてAmazonの商品ページを確認してみると「【動作環境】IOS 7.1およびその以上、またはAndroid 4.4 およびその以上のバージョンと、Bluetooth 4.0およびその以上に対応しております」となっていました。勢いでポチッしたため見落としていました。これではID101HRが歩数計になってしまいます。困りました。タブレットもダメです。


妻のスマホをちょっと借りてみるとすんなりインストールが完了して同期も始まり何事も無かったの如く普通に使えます。同期された時点で時刻合わせもされるようです。


試しに固定ローラーを回しながらID101HRに表示される値を見ましたが、すぐに表示が消えてしまうため、「運動しながら心拍数をチェック」という用途には向いていません。安静時の心拍数は妥当な数値を示していますが、運動中の値がなんとなく20bpm程度は低いような気がします。固定ローラーでちょっと負荷を掛けてみればあっという間に160bpmを超えるはずですがなかなか140bpmを超えません。

リアルタイムで見る事ができない、自分のスマホでは使えないということで、「ジテツウで使うため」という当初の目論見は大外れです。

歩き回っているとそれなりに表示される心拍数が高まりますので、もしかしたら「ID101HR」については、心拍数110bpm以下の軽い運動を想定しているのかもしれません。心拍計がついた歩数計という位置づけと考えれば納得です。


「ID101HR」の興味深い機能は「睡眠レコード」でしょうか。「深い睡眠」「浅い睡眠」「夜覚醒」がそれぞれどのくらいあったのか教えてくれます。通常は「深い睡眠(ノンレム睡眠)」が70~75%程度はあるようですが、私は半分以下のようです。

「ID101HR」を切っ掛けに、心拍数云々よりも「睡眠」に興味が出てきました。昔から個室じゃなければ眠れないし、ちょっとした物音で目が覚めてしまうため、眠りが浅い人生を送っているのでしょうか。

追記(3月3日).

せっかくですから24時間使ってみました。


心拍数の推移ですが、もともと「運動中の心拍数」を把握するのが目的で購入したわけで、運動していない時の正しいと思われる数値を示しても役に立ちません。


心拍数の把握が目的でない人なら「歩数の履歴」は役に立つかもしれませんが、私には要らない機能です。


ということで、運動中の心拍数が正しくないという致命的な欠陥があるため返品することにしました。

※3月5日:返金されました



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