車通勤と自転車通勤で睡眠の質が違うのか?

「Fitbit Charge2」はいろんな情報を教えてくれますが、その中でも最近の興味対象は「睡眠」です。

昔から「運動すると睡眠の質が高まってぐっすり眠れる」と言われていますが本当にそうなのか気になります。「実際、眠れるよ」という体験談も実は単なる「なんとなくそうかもしれない」という思い込みかもしれません。

ということで「Fitbit Charge2」の睡眠データを使ってみます。

こんな感じのデータが取れます。

赤いところが「目覚めた状態」で「寝付く前」、「途中で目覚めてしまった」、「朝、目覚めて、うだうだして起きない」の3つの状態が含まれますが、もしかしたら頻繁に寝返りをしている時もカウントされるかもしれません。

グラフが上の方にある箇所は「レム睡眠」です。大抵は夢を見ている状態です。真ん中が「浅い睡眠」で下の方にあるのが「深い睡眠」です。「浅い睡眠 + 深い睡眠」が「ノンレム睡眠」で本来は4段階あるようですが、「Fitbit Charge2」では「浅い」と「深い」の2段階です。

前置きはこのくらいにします。

まずは「車通勤」の場合です。

「目覚めた状態」が多いのが気になります。年を取ると「深い睡眠」が減って「目覚めた状態」が増えるらしいので、少し哀しくなります。「運動すると睡眠の質が高まってぐっすり眠れる」が正しいなら「目覚めた状態」が減って「深い睡眠」が増えるはずです。

次に「自転車通勤」の場合です。

残念ながら「目覚めた状態」は全く減っていません。不思議なことに身体を休めるための「レム睡眠」も減っていません。脳を休めるための「深い睡眠」が増えています。「深い睡眠」は寝付いてから3時間くらいの間に起きるらしいので、最初の3時間の時間帯の「ぐっすり眠れる」割合が高くなっているのかもしれません。

ということで、「自転車通勤」の場合は睡眠全体で見た場合の前半部分の「質」は高まっていますが、「目覚めた状態」が減ることはないようです。



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