今年は50肩に苦しみました

就寝時に左の上腕部がチクチクと痛むようになったのが昨年の末。その痛みが日に日に大きくなり、急に肩を動かすと激痛が走るようになったのが3月ごろ。そこからは肩に負担を掛けないように気を付ける必要がありましたが、一番辛かったのは「ブロンプトンの旅」でブロンプトンを抱えて移動する時でした。その時は肩が壊れるのでないのかと思えるほどの激痛が走り、途中からは肩に掛けずにブロンプトンのフレームを掴んで運搬していましたが、輪行袋にはブロンプトン単体ではなく他にも荷物を収納していたため、片手で15kgの荷物を持つのは非常に辛かったです。

wikipedia 五十肩
最初、肩関節付近に鈍痛がおこり、腕の可動範囲の制限が起こる。次第に痛みは鋭いものになり、急に腕を動かす場合などに激痛が走るようになる。痛みのために、腕を直角以上に上げられなくなったり、後ろへはほとんど動かせないなどの運動障害が起こる。生活にも支障をきたすようになり、重症化すると、洗髪、髪をとかす、歯磨き、炊事、洗濯物を干す、電車のつり革につかまる、洋服を着る、寝返りを打つ、排便後の尻の始末などが不自由となり、日常生活に大きな困難をもたらす場合がある。軽症で済むか重症化するかの仕組みもはっきりしていない。

痛みのピークは6月上旬から7月上旬の1か月間で、湿布を貼ったり痛み止めを飲んで乗り切りました。50肩はなんとなく痛みが始まりなんとなく治まるもので10月ごろには日常生活には支障がでない状態にはなりました。

「やれやれですよ」と思いたいところですが、50肩の痛みで苦しんでいた時にネットで見つけた情報によると「痛いからと言って動かさないでいると肩が硬くなって動かなくなる」でした。「痛いのに無理に動かせば激痛が走るのでとんでもない」と無視していましたが…

11月から同僚が始めた「ヨガ」に参加してみると左肩の可動範囲が極端に狭いことが発覚。少し無理すると痛くてたまりません。

今年最後のポチッしたものが届きました。


“ものすごく”体が硬い人のための柔軟講座 (生活実用シリーズ)
NHKきょうの健康 こり・痛みを自分で解消! 肩すっきり体操 (生活実用シリーズ)

「こり・痛みを自分で解消! 肩すっきり体操」については「NHK健康ch」の書籍版という位置づけかもしれません

NHK健康ch:3つの時期によって異なる五十肩の症状と対処法

●急性期(発症から2週間程度)
急性期は、痛みが強いものの、無理をすれば肩を動かすことができます。

●慢性期(6か月程度)
慢性期は、痛みは軽減しますが、肩が動かしにくくなります。

●回復期(1年程度)
徐々に痛みが解消していき、次第に肩を動かしやすくなります。

「何もしなくても50肩は1~2年で治る」が定説ですので、私の場合は痛みが軽減するまでに10か月要しましたが許容範囲ですね。ただし、「治る」と「元に戻る」は違います。「痛みが無いので治った」と思い込むのは誤りで、痛みが無くなった時点でリハビリが必要です。リハビリをしないと「年をくったので肩の動きが悪い」という言い訳をすることになります。

もともと体が硬い場合は、年をくっても「体が硬いから」で済ませてしまいますが、それでも自分が30代のころと比べてどのくらい硬くなったのか冷静に見てみる必要があるかもしれません。単純に柔軟体操を何十年もやっていなければ、ますます硬くなるのは当然です。



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