今日の日記は「写真とデジカメ雑記」から脱線して「混沌雑記」に含まれる内容です。
新製品ラッシュ続きの「デジタル一眼レフカメラ」を話題に触れたのを切っ掛けに、改めて“デジカメ遊び”という道楽には金が掛かることを我ながら認識し少し反省している。
同僚たちから「デジカメを買いすぎ!」と指摘されながらも、「他に小遣いを使わないからいいんです」と開き直っていた。これには根拠があって、男の四大道楽「酒、タバコ、博打、○遊び」をしない変わりに趣味に投資できる。趣味に没頭している人というものは大抵そんなものだ。衣食住すら後回しというケースも結構あるだろう。
「サラリーマンの小遣いの相場って3万円でしょ」と以前から思っていたが、その数値的根拠が無く、追求されると説明ができない。でもなんとなくそうなんでしょ。
ということで検索してみた。
「2007年サラリーマンの小遣い調査」
http://gemoney.jp/pr/oe/index.asp
全体平均 48,800円(100円台以下は四捨五入)
●年代別
20代=56,100円 30代=45,500円 40代=42,100円 50代=51,300円
●未既婚別
未婚=62,000円 既婚=37,000円
●子どもの有無
あり=36,900円 なし=59,300円
●奥さんの就業状況
専業主婦=36,800円 共働き=36,800円
●居住地域
関東4県=59,300円 その他=40,000円
「居住地域」で小遣いの格差が大きいが、これは都会は「基本給が高い」「物価が高い」「会社帰りの一杯」などなど地方で車通勤をしている人よりも日々の生活に金が掛かるからであろう。逆に地方の場合は「車」に掛かる費用が大きい。そこそこの車でも車の購入金額を年割すると36万円/年、これに税金、任意保険、車検に消耗品、そして通勤手当ではカバーできないガソリン代を足していくと、平均して60万円/年は軽く掛かる。
40代の地方在住者の小遣いはいくらなのか?
「年代別 40代=42,100円」に「居住地域」の補正を掛けると
42100*(40000/59300)≒28400
約3万円になる。
これには昼食代も含めるのが相場らしいので、実質的な小遣いって2万円弱。この少ない小遣いで“男の四大道楽”を多少なりともやれば手元には何も残らない。ということで世間一般のお父さんが金が掛かる趣味を持てないというのはこんな理由があるのでは?
需要と供給のバランスという点で、供給する側としては「20代の独身者」と「余裕がある50代」をターゲットとするのは仕方がないところ。何かの記事で見かけた「カメラメーカーがターゲットとしているのは団塊世代と団塊世代Jr.」というのは特に深い意味は無く、単に自由に使える金を持っているのがその二つの世代だということでしょ。
ただ「趣味に金を使う40代」を忘れて欲しくないのものです。この層は「通好みの製品」に拘りを持つ傾向があるため、カメラメーカー側もその辺をカバーできる製品を発売してほしいものです。そんなこんなで「OLYMPUS E-3」には期待します。まあ「E-3」を“あえて”買うという人は、よほどの物好きでしょうが。(私は買いますよ)
「趣味に金を使う40代は通好みの製品に拘る」という件は、あくまでも同世代としての感覚であり、根拠はありません。よって突っ込み無用です。(突っ込みのためのTBを送らないでください)