「仕事が趣味」と言えるのは「自営業者」、「企業の経営者」、「持っているスキルで一生食っていけるプロ」の人たちだと私は思う。つまり定年というものが無い人たちならば「仕事が趣味」であっても何も問題ない。いや、それらの人たちが「仕事が趣味」と言えなければ大成しないであろう。自分の人生を全て費やす覚悟が必要である。
サラリーマンには「何か熱中できる趣味を持つこと」が非常に重要であると私は常々思っています。労働に対して給与があるわけで、それ以上でもそれ以下でもない。会社の都合でどうなるか分からない。「会社の仕事」だけの人生、それはあまりにも虚しいではないか。
「成長過程にある」「成長できる環境にある」そのような状態にある仕事ができるのなら、仕事に熱中することで自己成長もしていくであろう。「労働に対する報酬」という段階に達した場合は成長も止まる。それがいつ来るのかは、企業規模、所属部署、仕事内容によるが、必ずいつかは来る。その時に自分で何か行動を起こせるかどうかが問題であり、人生のターニングポイントでもある。
「仕事に生きがいを求めるのか」「仕事以外に生きがいを求めるのか」