静岡、岐阜、長野にはヒルクライムの大物が何本もありますので、それらを1つ1つ攻略していく予定ですが、問題は順番と時期でしょうか。標高が高いところは夏場のうちに走っておきたいものですが、世間ではお盆休みに突入ということで、高速道路は朝から大渋滞必至。
某ヒルクライムのステージに向かうのを急きょ取りやめて、今日は地元の「段戸山ヒルクライム」を走ってみることにしました。大物ステージに比べて半分程度の標高差ですから、達成感としてはイマイチかもしれませんが、その代わりに段戸山の周辺をぐるっと走ります。
ヒルクライムの場合、所要時間に関しては「平均登坂速度」が目安になりますが、今日もそのまんまの結果になったので、面白いものです。急坂、激坂に関係なく単純な割り算で所要時間が分かるので、峠越えを何本も含むグランフォンドでは「平均登坂速度」が重要になってきます。
「平均登坂速度」がたったの“600m”しかない私の場合は、累積獲得標高差2400mのコースを走ろうとすると、上りに要する時間が約4時間になります。最近は、この“4時間”が私には大きな壁になってきました。2200m~2400mくらいでエネルギー切れを起こしてしまうため、だいたい4時間程度が上りの限度のようです。食事で炭水化物を補給したとしても、それが役に立つのは3時間ほど掛かるみたいですので、朝から上り続ける場合は、補給が間に合わないのです。
仮に「平均登坂速度」が“800m”になれば、2400m上っても3時間となりますので、エネルギー切れせずに2400mのコースを楽しめることになります。結局のところ、パワーアップしかないということですが…