当初の予定通り、今年のお盆休みは“無し”にして、秋休みを9月19日から23日までの“5連休”にしました。この連休をどのように使うのか「乗鞍・御嶽」遠征後から毎日あれこれ検討してきました。とにかく天気次第になってきますので、ギリギリまで確定できません。できれば体への負担を考慮すると「2泊3日+休養日+日帰り」がベストですが、23日の“雨”マークが消えることは無く…
3泊4日となれば、「まとめて全部走ってこよう」という方針になるため、ターゲットを長野県に絞込み、第一候補の「美ヶ原ヒルクライム」を基本に残りの3日間が問題。美ヶ原に関しては松本市内を基点にすれば効率が良いため、市内で2泊するのがベストです。そこで、まずは「美ヶ原ヒルクライム」のスタート地点に近い場所で連泊できる宿を確保。
初日の候補としては、自宅から松本までの移動時間を含めると、ロングライドは不可能になるため、悩みどころでしたが…
--- 9月19日 ---
「しらびそ高原」への往復には高速道路が使えず、一般道をひたすら走る必要があります。先週の御嶽からの帰路で一般道を3時間以上も走り、ヒルクライム後の山間地ドライブというものは体への負担が大きすぎることが分かったため、「しらびそ高原」から自宅へ向かって走るというのは不可能と判断。
そこで、松本までいっきに移動するのではなく、その途中にある「しらびそ高原」を走ることにしました。
自宅を6時出発で、道の駅に8時40分到着。
道の駅を16時出発、国道152号を北上、国道474号(矢筈トンネル)を通り、県道251号を走りましたが、県道251号は山間地の細い道をひたすら走るので非常に疲れます。
疲れているときにルートを自分で考えると裏目に出ることが多いので、ナビのガイドにしたがって黙々と車を進めます。そして松川ICから高速にのって松本市へ。
18時30分、宿に到着。ここで予定外のことが…
なんと宿泊代金が現金払いでした。あまり現金を持ち歩かないので、いきなりピンチです。二泊分を支払うと残りの現金は9000円ちょっとしか残りません。これで今夜の夕食と残り3日間を過ごす必要があります。もちろん銀行のカードを携帯していないため、どないしよ状態ですよ。コンビニのATMでEデンカードを試してみると“NG”、TS3カードを試してみると1万円キャッシングできた。これで保険の1万円を確保できました。やれやれ。
--- 9月20日 ---
早朝からヒルクライムをスタートさせたいため、5時起きでスタントバイですが、なんと朝から雨が降っています。実は何故かあまり眠れていません。目覚めたのが2時30分で、そこからウトウトする程度で熟睡できず。
8時を過ぎると雨も止み、路面も乾き始めたため、8時25分に宿を出発。
16時30分、宿に戻り、さっさく長風呂で筋肉をほぐします。そして、近くのスーパーで夕食、牛乳、ヨーグルト、バナナ、お菓子etcを大量に仕入れて、19時には爆睡。
--- 9月21日 ---
さてさて、3日目をどうするのかは確定させていませんでした。潰しが利くように諏訪湖の宿を確保してあります。休養日にするのなら諏訪湖ポタ、体に負担を掛けないようにサイクリングするのなら「蓼科~白樺湖~霧ヶ峰」のコースを検討していましたが、十分に眠れたことでヒルクライムの3連投に挑戦することにしました。
松本市からは国道254号を走って小諸市に向かいます。途中の山才山トンネル(500円)を使うと大幅に時間を短縮できて便利です。このトンネルは自転車も通行可(50円)みたいですが、歩道がありません。こんな狭くて長いトンネルを自転車で走るのは危険でしょうねぇ。
宿から1時間10分ほどで道の駅に到着。
16時頃、道の駅を出発。和田峠を越えて諏訪湖に向かいます。有料の新和田トンネルを使わずに、わざわざ“峠越え”をするのは“ドライブ”を楽しむためですが、車で走るのも大変な峠でした。自転車で走るのならそれなりの覚悟が必要ですが、新和田トンネルの通行料をケチって狭い峠道を走るトラックがいるので、かなり危険です。
17時30分ごろ、宿に到着。貸切状態の温泉風呂でのんびりと浸かって疲れを取ります。
--- 9月22日 ---
さて、最終日をどうするのか…
諏訪湖周辺の天気予報で午後から雨となれば、ピーナスラインの案はボツ。諏訪湖ポタだと2時間程度を終わってしまいそう。午前中に目的を達すれば、その後なら雨が降ってもひたすら走れば良いか…
というこで、4時起きでスタンバイして5時に宿を出発。6時頃に道の駅「こぶちさわ」到着。
15時40分、道の駅を出発。小淵沢ICから高速にのって、諏訪湖SAに立ち寄ります。実は諏訪湖で宿泊したのに諏訪湖を見ていません。
ガソリンを補給後、80~90km/hで高速を走ります。制限速度をキッチリ守っているわけではなくて、通勤割引を利用するためです。うまいこと時間調整ができて17時5分頃に飯田山本ICを出て、再び高速に入ります。駒ヶ根から飯田までの区間を走ると左側にとても良い景色を観ることができて、「あーあの辺を自転車で上ったんだぁ」と妙に感動します。この後も渋滞することなく順調に高速を進み、18時30分頃には帰宅。
三泊四日の長野県遠征はこれにて完了です。
四日間の累計
・走行距離 304km
・獲得標高(累積標高差) 7784m
・車の移動距離 625km
そして今シーズンのロングヒルクライムも終わりです。紅葉の季節になったハーフクラスのヒルクライムを楽しみますが、次なる企画は既に立ててあるので、その準備に取り掛からなくちゃ。ほんと自転車ネタに困ることはありませんね。