山口県遠征後編「新山口~秋吉台~萩~長門~下関」

2011年10月21日~10月22日

本州最西端の山口県遠征の後編です。前編のゴールだった「新山口駅」が今回のスタート地点となります。ブロンプトンでは厳しいコースになりますが、山口といったら「秋吉台」を外すことはできません。山間地を突き抜けて「萩」へ向い、「下関」へ向って日本海側の道路を南下します。立ち寄りポイントとしては「青海島」「千畳敷」「角島」、そしてゴールの「下関」となります。


10月21日の走行ルート「秋吉台と萩」


10月22日の走行ルート「長門と下関」

新山口駅まで新幹線で移動しますが、新山口駅に停まる“のぞみ”が非常に少ないため、いつもより遅い出発となることと、新幹線とはいえ名古屋から新山口までは非常に時間を要します。そのため単純に走行可能時間が減ってしまうため、秋芳洞の観光をパスすることで1時間の節約、さらに萩の観光時間も短縮、そして休憩時間も極力減らして、帳尻合わせをすることにしました。


10時20分、新山口駅をスタート。天気予報では「曇り時々雨」となっていましたが、既に雨は本降り状態です。前々回の遠征で雨中走行には慣れてしまったため、まずは秋吉台を目指してひたすら走ります。


11時45分、秋芳洞に到着。観光ガイドブックに掲載されていた食堂で秋芳洞名物「ぜんじかっぱそば(950円)」をいただきます。上に載っている肉は秋吉台高原牛肉ですよ。わさびを練りこんだ“そば”の鉄板焼きはなかなかの美味でした。


秋吉台の展望台。秋芳洞の入口までは緩い上りがひたすら続いていたという雰囲気でしたが、そこから先はいきなり急坂&激坂になっています。


カルスト台地を堪能しながら楽しいサイクリングのハズでしたが、雨中走行となると楽しさ半減、さらにブロンプトンではちょっとキツイ山岳コースということもあって、「あ~、晴天日にロードで走ったら最高なんだろうなぁ」と思うばかり。景色の雰囲気としては「美ヶ原」に似ていますね。


秋吉台カルストロードでアップダウンは終わりかと思ったら、さらに上り区間は続き、この「雲雀峠」をピークに快適な下りとなります。ところどころ若干の上りはありますが、「萩」まで下り基調となっているため、脚を休めることができます。


14時18分、萩市の松陰神社に到着。


萩市は人気の観光地ですので、雨の平日でも観光客が訪れていますね。参拝してお守りを購入。ブロンプトンの旅シリーズをやっていくとお守りがどんどん溜まっていきます。まるでお守りコレクターのように…


高杉晋作の像。しばらく萩の街並みを堪能しながらぶらぶらします。


萩城跡の外壁を眺めていたら時刻は既に15時20分になっていたため、ここからはペースアップして長門を目指して走りますが、海沿いの県道はめちゃめちゃキツイ…。さすがにこのルートを走る車はいないようで、すれ違った車の台数はたったの1台。幸いにも16時前には雨は止みましたが、どこまでも続くアップダウンに激疲れ。


17時7分、当初の予定には無かった「青海島」に到着。17時頃には旅館に入りたかったのですが、ちょっと時間が余ったのでオプションとして考えていた「青海島」に立ち寄ってみることにしたのですが、このオプションが意外にも急坂でした。

案内板「青海島自然公園ガイドマップ」を眺めてみると推奨の散策コースをハイキングするととても良い景色を見ることができるようですが、所要時間は1時間ほど掛かりそう。ここで引き返すのも悔しいので少しだけでも雰囲気が分かる場所へ行きたい…


ということで展望台は諦めて「静ヶ浦」という場所で雰囲気だけでも楽しみました。


18時、旅館に到着。風呂に入り、洗濯をして、そして豪華な夕食です。ご飯も3杯食べて、久しぶりに胃が痛くなるほどガッツリと完食。この旅館は家庭的な雰囲気でとても親切にしていただきました。

距離:103.64km
平均スピード:18.2km/h
高度上昇値:1,222m
平均心拍:136bpm
平均気温:18.1℃

予報では二日目の天気も微妙でしたが、晴れ間が見えます。しかし、天気は変わりやすいので、早め早めの行動となります。


8時17分、「八坂神社」を参拝。


9時49分、「千畳敷」。千畳敷の手前に「二位ノ浜」を示す看板があったため、なんとなく行ってみようかと思ったのが大間違いで、ひたすら急坂を下ってしまい、いつまで経っても二位ノ浜に着かず「これはやばい」と思い直して、えっちらおっちらと元の道に戻ることに。


海沿いの高台である千畳敷からの景色は絶景です。


次に「龍宮の潮吹」。


「龍宮」はこの地帯の海触地形の総称で現在より約200万年前~1万年前の安山岩からできているそうです。


引き続き坂を上っていくと何やら変なものを発見。「ナニコレ珍百景」で紹介されたものって何?


あ~あれか~。なんと鳥居に賽銭箱が設置されている。あそこに硬貨を投げ入れるらしい。


強い向い風が吹き荒れる中、12時27分「角島大橋」に到着。晴天なら最高の景色なんだろうなぁ。もしかしたら沖縄みたいな絶景なのだろうか…


とりあえず渡ってみるかと走り出すも、強風で自転車がふら付いてまともに進めません。あまりにも危険なため渡るのはギブアップ。


それにしても尋常ではない風が吹き荒れています。延々と向い風の中を走っているわけですから心身とも疲れます。海を見るとまるで台風のような雰囲気。

アップダウンの連続でさらに強い向かい風の中を走らされ、まさに“苦行”状態。いまだかつて無いほどの過酷なサイクリングとなっているため、思わず自分ルールを破って電車でショートカットしたくなりましたが、この区間をやり直すためだけに再訪問するのも悔しいので、「下関はまだか、下関はまだか~」と心の中で叫びながら走ると…


電光掲示板を見るとなんと「暴風警報発令中、通行注意」。台風でもないのに暴風警報だと!!過酷なサイクリングになったのも当然。


16時1分、本州西端のゴールの下関「海峡ゆめタワー」に到着。ついに、本州編の「東京スカイツリー~大阪通天閣~海峡ゆめタワー」が完結です。いやはや長かったですよ。楽しかったこと苦しかったことそれぞれ思い出がいっぱいです。


「亀山八幡宮」で本州編が無事終わったことのお礼の参拝。


観光ポイントがたくさんある下関を思う存分と楽しみたいところですが、下関到着時点で予定よりも1時間以上遅れているため、楽しみにしていた巌流島をパス。そして、下関の宿の確保ができず今日は北九州の門司まで行く必要があるため、壇ノ浦古戦場の「みもすそ川公園」だけ立ち寄ります。平知盛像「碇潜(いかりかづき)」と源義経「八艘飛び」がカッコ良い。下関は2012年の大河ドラマの舞台になるので、来年はもっと観光客が増えるでしょうね。


長州砲のレプリカも設置されています。関門海峡を挟んで壮絶な闘いがあったようで…


さて、本州とはこれでお別れです。いよいよ九州に上陸します。ちなみに関門トンネルの自転車の通行料は20円なり。


山口県と福岡県の県境、つまり本州と九州の境ということで、ここから先は九州ですが、なんとサプライズあり。北九州の自転車ブロガーであるカレーパンマンさん参上。門司港の観光ガイドと門司の宿まで案内してくれるとのこと。


「和布刈神社」で九州編が無事達成できるようにお祈り。


九州に上陸した途端に雨が降り出し複雑な心境の中、カレーパンマンさんのガイドで門司港を観光します。


トム・ソーヤの冒険に出てきそうな古い船ですね。どうやらレストランとして営業していたようですが、現在は休業中で放置状態となっています。雰囲気があるので観光船として使えないのかな。


レトロチックというよりはレトロそのものの「門司港駅」。こういう雰囲気が私は好きです。特に大正時代の雰囲気がなぜか好きです。


門司港に来たら「焼きカレー」を食べたかったので案内していただきました。下関で河豚料理を食べることができなかったので、「ふぐの焼きカレー(の大盛り)1290円」をいただきました。大いに期待していましたが、普通のカレーライスにチーズを載せてオーブンで焼いているだけという雰囲気。あくまでもネタ系でしょうね。

この後はドシャ降りの中、カレーパンマンさんのお陰で迷子になることなく門司の宿に着くことができました。

距離:119.54km
平均スピード:15.7km/h
高度上昇値:1,558m
平均心拍:124bpm
平均気温:20.1℃




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