中山道を走る「小諸~碓氷峠~秩父~東京」

2012年4月19日~21日

「中山道を走る 木曽福島~東京」の二日目は碓氷峠を越えたのち、榛名湖を目指してひたすら上り、そして秩父まで走るロングコースになります。三日目は秩父観光を楽しんだ後、東京スカイツリーまでひたすら走ります。

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二日目は長丁場になるため、6時頃には宿を出発。この「分去れの道標」の右側は「北国街道」で左側は「中山道」です。実は当初の予定では和田峠を回避させるため、塩尻から松本と長野を通り、北国街道でここまでやってくることにしましたが、週末の天気が荒れることが確定だったため、1日短縮したのです。そのために初日に3つの峠越えがあり、二日目が長丁場となってしまいました。

中山道の「追分宿」の町並みを見ながら軽井沢を目指して走りますが、歴史街道に選定されている割にはそれっぽさを感じません。


東京を目指して中山道を走る場合は軽井沢の少し手前が最後の上り区間となり、この1003mの標識から先は「下り」です。つまり通常なら「やっと上りが終わった。ここからは楽ができるぞ」となるわけです。


軽井沢周辺は濃霧のため視界が悪く景色が楽しめません。軽井沢駅前をウロウロしても8時前ということもあってか、観光客相手の店すら開いていませんでした。さて、3度目の訪問となる「碓氷峠」ですが、今回は自転車でダウンヒルを楽しみます。コーナーが181個もある楽しいコースとなっているため、ロードなら気持ちよく走ることができるかもしれませんね。今日はブロンプトンですので、ところどころにある「碓氷峠鉄道施設」を眺めながら、まったりゆっくりと下ります。


ここが知る人ぞ知る「C121」です。もちろんここではドリフトアングルで記念写真。「乗せてこれるかしら!? その一本に!!」 by 沙雪。


旧信越本線の碓氷第三アーチ「めがね橋」。構図的に年賀状に使えそうな雰囲気がするので、時間を掛けて数カット撮影。この景色は何度見ても良いです。なお、あの橋は歩いて渡る事ができ、トンネルも歩くことができますが、前回訪問時に立ち寄っているので今回はパスします。


碓氷峠を下ると鉄道関係の巨大な施設がありました。この「碓氷峠鉄道文化むら」にはちょっとだけ興味がありましたが、開場時間まで待つ必要があることと、この後に大きなオプションが待ち構えているため、施設の周囲をぶらぶらする程度で我慢。


なんだかものすごく良い感じの遊歩道があって、このままどこまでも進みたいところですが、完全に反対方向になっているため、適当なところでUターン。この先がどうなっているのか気になるところです。

碓氷峠からの下りはまだまだ続き、某漫画で有名な『峠の釜めし』の看板をチェック。ところが看板が10年前とは違う看板になっていてちょっとガッカリ。今朝は、おにぎり2個だけの朝食だったため、「おぎのや」で改めて朝食タイム。豚汁定食(500円)をいただきましたが、予想以上に美味しく、さらに碓氷峠の下りで冷えてしまった体が温まりました。


エネルギーチャージができたところで、最後までどうしようか悩んだ大きなオプションに立ち寄ることにしましたが、このオプションを選んだことを後悔することになります。この辺りは梅園がたくさんあり、まだ梅が咲いていました。梅を見ながらえっちらおっちらと上りますが、途中からは勾配10%超がひたすら続くようになり、あっさりとギブアップ。どうせこの急勾配もすぐに終わるだろうと思ったものの、歩いても歩いてもどこまで歩いても勾配が緩くなりません。結局1時間30分近く歩き続けてようやく頂上に辿り着き、少し下ると…


濃霧の「榛名湖」です。群馬県を走るのなら榛名湖を外すことはできません。ここからの景色は見たことがあるので、とりあえず「榛名湖に立ち寄る」という目的は達したので先を急ぎます。


頭文字Dの「秋名のダウンヒル」のスタート地点です。下り区間からは霧も晴れていて、気分だけは藤原拓海になって気持ちよく下ります。


自転車で「溝落とし」をやると、たぶん自転車が壊れます。


伊香保温泉をぶらぶらする時間がないため、小休憩代わりに温泉饅頭だけ食べて先を急ぎます。


14時58分、前橋公園から眺める立派な群馬県庁の建物。日本全国制覇の自分ルールに「県庁所在地で観光すること」がありますが、前橋市には目ぼしい観光スポットが見つからないため「前橋公園」で代用。今夜の宿まで50kmほど残っているため、かなり焦ります。ひたすらひたすら秩父を目指して走りますが、朝から食べたものが、おにぎり2個、豚汁定食、温泉饅頭4個ではエネルギー切れ気味。


仕方なくコンビニで補給タイムを取りラストスパートといきたいのですが、埼玉県に入るとおまけのヒルクライムが待ち構えていて、今日も激疲れ。


18時頃、ヘトヘトフラフラになりながら宿に到着。

ブロンプトンでは過酷になった二日目の走行距離は164.28km、高度上昇値は2315mでした。


二日連続で激疲れ状態になってしまったため、三日目のルートを大幅に変更。予定では「定峰峠」「白石峠」を走ることにしていましたが、とても峠越えができる状態ではありません。そこで午前中は観光に時間を割り当てることにして「羊山公園芝桜の丘」に立ち寄ってみました。


シバザクラも開花が遅れているようですが、満開の時にどのような風景になるのか雰囲気だけは伝わり、愛知の茶臼山のように新しい観光地を作っていきたいという努力が見られます。観光地もマンネリ化すると過疎化が進むので、いろいろと大変そうです。


シバザクラの代わりにソメイヨシノとシダレ桜が満開です。ほんと今年の「花」は見頃の時期が難しいものです。


「聖地巡礼」には2種類あって、秩父は漫画・アニメの「聖地巡礼」が盛んのようです。秩父神社の絵馬もこのように…


国の名勝・天然記念物「長瀞(ながとろ)」。


長瀞の川沿いの道路は、とても長い「桜のトンネル」になっています。満開の時期に走れば、さぞや素晴らしい景色なのでしょう。


埼玉県大里郡寄居町の「鉢形城(はちがたじょう)跡」。「日本100名城」に選ばれているため立ち寄ってみましたが、何もありません。


寄居町からは県道と広域農道を快適に走り、そろそろ中山道に戻ることにしましたが…


このように吹上駅から中山道らしき道路を走ることができます。ところが旧街道の面影は全く無く、交通量が多い幹線道路そのものです。正直言って「中山道を走る」に拘らなければ全く走る必要性がない道路です。「中山道を走る」は碓氷峠を下ったところで終わらせたほうが幸せになれると思います。


「さいたま市」の観光スポットを何にしようかと探してみても全く見つからないため大宮駅の近くの「鉄道博物館」を覗いてみることにしましたが、楽しめるのは「子供」と「鉄道マニア」かもしれません。なんとなく覗いてみるか程度だと「入場料の割りになんだかな」という雰囲気。


交通量の多さや走りにくさにストレスを感じながらもひたすらひたすら走り続け、ついに県境に到着。今日は精神的に疲れています。


東京都に入り、さっそく「荒川サイクリング道路」を走ってみます。「ここが有名な荒サイなのか~」と思うものの、強い向い風に心身ともに疲れが出てきます。ローディなら爆走するのかと様子を見ても、特別に速いという人は殆どいないようで、ブロンプトンと大した差がないことにも驚くやらガッカリやら。強い風が吹いているから走る人が少ないのかもしれませんが…


17時30分、今回のゴール地点の東京スカイツリーに到着。長かったようで短かった「中山道を走ろう」はこれにて完結です。


ネタとして「とうきょうスカイツリー駅」から輪行しようかとパッキングして、切符を買う段階で「あれ?東京駅にはどうやったら行けるんだ?」と唖然呆然立ち往生…。私と同じように悩んでいる観光客もチラホラいますね。さてさてどうしたものかと駅の係員に確認すると「○○で□□に乗り換えて◎◎で△△に乗り換えて」って田舎モノにはさっぱり分からない説明。あかんこれでは新幹線に乗り遅れてしまう。急いで自走の準備をして、夕方の東京都内を爆走。シグナルダッシュの連続で脚がパンパンになりそうになるが、新幹線の発車10分前にホームに到着。やれやれ疲れました。

三日目の走行距離は128.56km、高度上昇値は686mでした。

交通費
 三河上郷駅-木曽福島駅 2,590円
 東京駅-豊橋駅 8,700円
 豊橋駅-新安城駅 650円

宿泊費 13,880円




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