2001年秋のドライブ第2弾 芦ノ湖・箱根

今回の行き先は「伊豆・箱根」。レビンに乗っていた若き日、箱根エリアに何度か走りに行ったことがあるが今回も楽しみです。

同行者は同僚のK氏、M氏、T氏。そうです娘といっしょではありません。

7時すぎ、自宅を出発。T氏と合流するため会社に向う。約束の時間ピッタリに会社に着くとT氏は既に待っていた。東名高速が混み出す前に箱根に到着したいので、本来なら「6時出発」にしたかったのだがM氏が「ヤダ」と抵抗したからちょっとだけ遅い出発となった。

K氏とM氏と合流するため待ち合わせ場所の浜名湖SAを目指し走り出すが、既に走り辛い状態になりつつある。約束の時間に着けるのかチト不安になってきた。ツーリング日和ということもありバイクがやたらと多いのも気になる。いつもよりちょっとムリして走ってなんとか約束の時間に到着。浜名湖SAは大混雑していて停める場所を探すのも一苦労と思ったら、一番良い場所が偶然にも空いた。今日はラッキーDAYかも。数分後にM氏が運転するインテグラがやってきた。彼のインテグラは鮮やかなブルーカラーだから遠くからでも目立つ。それにしても雲一つ無い晴天、こんな天気は久しぶり、富士山が綺麗に見えることだろう。ここで同乗者が交代、K氏が私の車に、T氏がM氏の車に乗りこむ。この後は同乗者がナビ役となり、お互いに携帯電話で連絡を取ることになる。

10分ほど休憩した後、次の休憩予定地の富士川SA目指して出発。ところが富士山に近づくに連れ、なんとなく雲が目立ち始めてきて非常にイヤな予感がしてきた。走っている途中、富士山が真正面に見えるところがあるのだが悪い予感的中!雲に隠れて頭しか出ていません。富士川SAに寄っても意味が無いのでパスすることをM氏に携帯電話で伝えるが「休憩したい~」ということで結局寄ることになった。せっかく寄ったのだから富士山の写真でも撮っておくが、やっぱり頭しか出ていなくてガッカリ。浜名湖近辺があれほど晴天だったのがウソみたいに雲が多い。うーん、アンラッキーDAYか。

さて気を取り直して御殿場IC目指して出発。御殿場ICに近づくと「渋滞2km」の表示が目に飛び込む。「裾野ICで降りたほうが良いかも」とK氏と相談して「そうしよう」となったがハテ今どこを走っているのでしょう。アレ、裾野IC過ぎてるジャン。諦めて御殿場ICで降りることにした。まあ我慢できる範囲の渋滞だったのでヨシとしましょう。

ようやく本日の最初の目的地「フェラーリー美術館」に到着。

さてフェラーリ―館に入ろうとしたら、なんと真っ赤なフェラーリーに乗ってフェラーリ―館に訪れている人がいるではないか。フェラーリ―に乗っていてもフェラーリ―にあこがれるものなのか。

フェラーリ―館には、見たことがないクラッシックから懐かしのスーパーカー、そして最新型までありとあらゆるフェラーリーが展示されていて凄かった。一台欲しい~。とりあえず写真を撮りまくった。バブル時代に大いに話題になったF40も登場当時にはその斬新さに驚いたものだが、F50と比べるとやはり時代を感じます。車のデザインの進化には終わりはないのか。というかネタ切れしないのか。

1時間ほど見学した後、次の目的地に向け出発。箱根関所近辺で昼食を摂る予定だったが同僚達が「ヘラ減った~」と言うものだから早めに昼食にすることにしたが、めぼしいところが見つからない。乙女峠手前に「ふじみ茶屋」を発見したのでとりあえずここでいいかと言うことになり店内に入るが、メニューを見てビックリ。めっちゃ高。普通に食べたら1600円、満腹コースならかるーく2000円を越える。昼飯にそんなにつぎこめないので、一番安い「ざるそば」を注文したが、食べてみて高い理由が分った。美味いですココ。

駒ケ岳の登る方法として「ロープウェイ」と「ケーブルカー」があるのだが、ロープウェイはどこにでもある乗り物だから今回はケーブルカーを使うことにした。国道138号から国道1号に入り箱根に向う途中にケーブルカーの登り口があるはずだから迷うことも無いだろうと思っていたら、迷ってしまいました。国道138号を走っていたら何時の間にか国道1号線を走っていて小田原方面に向っている。「なんでだろう?」と路肩に車を停め地図とにらめっこ。なんとなく理由は分り、Uターンする必要があるのだが、逆方向は大渋滞している。でもUターンしなきゃいけない。素直に待っていたらぜんぜん入れてくれそうも無かったので強引に割りこみました。しばらく走るとM氏のインテグラとすれ違った。M氏も道を間違えたようだ。イチマチ不安に思いながら走り続けて、なんとか「ケーブルカー」の看板を発見。それにしても看板小さいよ。うっかり見落とすところだった。

ケーブルカーの登り口に着き、さっそくケーブルカーに乗り駒ケ岳に登る。週末だというのに妙に空いているのが気になる。意外と人気無いのかな。ケーブルカーというものは、ものスゴイ急斜面を電車モドキが登るのですが、これがまたちょっとした恐怖を覚える。もしケーブルが切れたりしたら・・・。この乗り物の「仕様」だと100人以上乗車できるみたいですが、そんなに乗ったら登れるのでしょうか。ふと疑問に思った。私達が乗ったときは10人ほどしかいなかったので楽勝でしょうが。

ケーブルカーを降り、山頂付近を散歩する。ここには箱根元宮神社があるのだが、なんでこんな立派なものをこんな山頂に作ったのだろうか。謎だ。ブラブラしていてケーブルカーが空いていた理由が分った。ロープウェイ乗り場には大勢の観光客がいたので、ほとんどの人がロープウェイを使って山頂に来るようです。ケーブルカーそのものがマイナーなんでしょうが、そもそも「登り口」に問題があるようです。観光地“芦ノ湖”に登り口があるロープウェイに比べ、もともと交通量が少ない国道からさらにわき道に入ったところに登り口があるケーブルカー、どちらが一般人受けするかといえば前者でしょう。

本日の3番目の目的地「恩賜箱根公園」に向う。元箱根近辺にくるとさすがに観光客が多い。幸い進行方向はそれほど混んでいないので助かる。「恩賜箱根公園」に着いてそこの有料駐車場に停めるが、ちょっと高いのが痛い。しかし、これが後々良い結果になるとはこの時は思うわけがない。まずは箱根関所資料館でちょっとした歴史のお勉強。関所跡に行くと、本日はちょうど「はこね宿場まつり」だったようで随分と賑わっている。“猿回し”や“祭り太鼓”や“ガマの油売り”など出し物も豊富のようだ。恩賜箱根公園の湖畔沿いに散歩するが、T氏、M氏は既にバテている。私より若いのに元気ないぞ。K氏は張りきって歩いていたが、展望台に着いた途端にダウンした。大丈夫ですか~。



15時30分ごろ、恩賜箱根公園を出発。大渋滞していて通りに出れそうもない状態だったが、さすが駐車料金が高い所ということもあるのか、駐車場係のオジさんが交通整理をしてくれていて無事出発することができた。しばらく走ると「無料」というところがありちょっと悔しい思いをしたが、そこは交通整理をしてくれる人はいないので、入ったら最後、なかなか出れないでしょう。1台そういう車がいました。

そろそろ今夜の宿泊先へ向わなければチェックインの時刻に間に合わない。急いで伊豆スカイラインの入り口目指して走り出すが、M氏のインテグラが何時の間にか消えている。路肩に停車すること数分、M氏のインテグラがやってきた。どうやら曲がり忘れたらしい。とりあえず、すぐに気がついてくれて良かった。週末の割りには伊豆スカイラインが空いていて快調に飛ばすことができ、とても気分が良い。やっぱりこうじゃなきゃネ。途中、景色が良いところで写真を撮ったりしたかったので、M氏とはスカイラインの出口で落ち合うことにしてマイペースで行くことにした。16時30分ごろスカイラインの終点「天城高原」に到着。記念写真を撮っていると間もなくM氏も到着した。M氏のインテグラに同乗していたT氏は「死ぬかと思った」と大変疲れきった表情をしていた。M氏はいったいどんな走りをしていたのでしょうか。謎です。

17時ごろ宿に到着。なんか不思議な宿です。K氏が「マンションみたいな所」と言っていた理由がなんとなく分った。たしかにリゾートマンションです。部屋は2LDK。そのまんま生活ができそう。さっそく風呂に入り今日の疲れをとる。晩飯までにはまだ時間がありそうだったので酒と摘まみの買出しに行くことにしたが、インテグラに興味があったのでM氏の運転で出かけることにした。走ること10数分、酒屋が見つかったので「ここでいいや」と入店してビックリ。めちゃめちゃ高いです。3000円くらいのつもりが5000円越えてしまった。イタイ出費だ。(もちろん私のおごり)

宿に戻るとテーブルに豪華な食事が並んでいた。感動ものですよ。来て良かった~。



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