2001年秋のドライブ第2弾 小田原

なぜか6時ごろ目覚めてしまった。部屋を閉めきっていると真っ暗で朝になったのかどうか分らなかったことと、時計を置いていなかったことが合さって「寝過ごす不安」が原因だったのかも。あまりにも暇だったので「朝風呂」したり、昨夜の摘まみをボリボリ貪ったりしていたらK氏が起きてきた。M氏、T氏はまだ爆睡している。いいな~。

朝食は8時からだった。さっさと食べて出発するつもりだったが、なんか3人とものんびりしている。今日のコースは渋滞する可能性が高いので少しでも早めに出発しなければ失敗する。ということで強引に出発した。

まずは伊豆スカイラインを走り熱海峠まで行く。途中、亀石峠「スカイポート亀石」で休憩するが、バイクの集団がものすごい。いったい何台停まっているのやら。そして走っている数もすごい。晴天ということもあり、ツーリング日和ということでしょうね。どんくさい観光客の車も沢山走っていてペースがめちゃめちゃ悪い。速度は昨日の半分以下。どうせ遅いのならということで何ヶ所か停車して写真を取ることにした。そんなこんなで予定より随分遅れて熱海に到着。

携帯電話で連絡を取りながら「真鶴サボテンランド」を目指す。M氏は地図を所持していないので、ここで逸れたら大変。熱海ビーチライン、真鶴道路を走り「もうすぐ“真鶴サボテンランド”に到着だ」となるはずだが、なぜかそこに行けません。地図を何度見てもあっているはずなんだが、なぜか行くことができない。何時の間にか大渋滞に巻き込まれ引き返すこともできない状態だったので、「真鶴サボテンランド」を諦めることにした。K氏いわく「やっぱりナビがいるね」。私もそう思う。ヤレヤレ。

大渋滞に巻きこまれながらもなんとか小田原に到着。さっそく小田原城に向うが駐車場がどこもいっぱいで困りました。あちこちウロウロしていると偶然にも空いている所を発見。しかし、あまりにも空いているので「ここは停めても良い所なのか?」と入口や出口に何か注意書きが無いか調べたりしたが、特に「ダメだ」という理由は無い。一応、有料駐車場なんだから大丈夫でしょう。携帯電話でM氏に連絡を取るとまだ城の周りをウロウロしていた。

小田原城に行くと何やらイベントがあるらしく、思っていた以上に混んでいた。小田原城の天守閣に登り景色を眺めるがなんとなく曇っていて良く見えなかった。天守閣内部は歴史資料館になっていて古文書や武具などが展示されていた。四方の壁には日本中の城の写真が飾ってあったが、私が行ったことがある所がいくつもあった。そういえば昔からいろんな城へ行ったな。

再び箱根を目指して出発する。ルートとしては「箱根新道」と「箱根ターンパイク」があるのだが、M氏に「とっちが良い?」と聞くとどっちでも良いとのことなので「箱根ターンパイク」で行くことにした。漫画「SS」にも登場する「箱根ターンパイク」を走ってみたかったのでちょうど良かった。走り始めてビックリ。いきなりスゴイ登り。途中、後ろからものすごいスピードで追っかけてくる車がいたので譲ったりしたが、いったい何キロだしているんだろう。そういうのが何台も。

とにかく登り続け、ようやく頂上付近に到着。なんか車が焦げ臭いんですが大丈夫だろうか。とりあえず土産をまだ買っていなかったので物色するが、「これ!」というものがない。「真鶴サボテンランド」に行けなかったのがなんとも残念だ。そこで土産を買うことにしていたからな。一応、娘の分で「みかん味のクッキー」を買った。土産を買っておしまいじゃつまらないから、暫くブラブラすると展望台を発見。ここから眺める芦ノ湖もなかなか良いです。

御殿場の温泉会館を目指して出発。芦ノ湖スカイラインと箱根スカイラインを通り御殿場へ行く予定だったのだが、芦ノ湖スカイラインの途中の休憩場でM氏とT氏が「もう帰りたい」と言い出し、K氏も「帰るか」と言い出した。うーん、温泉楽しみにしていたのに残念。しかしですよ、ここからだと帰るにも困りますよ。このまま御殿場ICに向っても絶対大渋滞しているはず。地図を見ると裾野へ向う細い道がある。これでいくしかなさそう。走り出したがやっぱり後悔。狭すぎ。裾野に着いても肝心の裾野ICがどこにあるのか分らない。

東名高速でひたすら愛知県目指して走るが、めちゃめちゃ混んでいる。時々50km以下になったりしてイラついてくる。疲れからか頭がガンガンしてくるし目がショボショボしてくるし...。イラつくこと1時間数十分、やっと渋滞の原因が判明!なんとクラッシックカー(というよりもオンボロカー)の集団がチンタラチンタラ走っていた。スピードが出せないような車で高速を走るな~。その集団を追い越すとなんとその先はガラガラ。ものすごいことですよこれは。ある1集団のために高速道路が100キロ以上渋滞するんですから。こういう大迷惑な連中こそ取り締まって貰いたいものです。

心身ともにクタクタなりながらも浜名湖SAに到着。ここで晩飯を摂りラストスパート。

総走行距離689km疲れた。



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