水の都の護神

「ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス」を観てきました。朝一(8時スタート)だったので、疲労が溜まっている体には辛いものがありましたが、観ているうちにその疲れを忘れさせてくれました。

水の都の護神
「シナリオ構成が良い」
過去の作品に比べてシナリオ構成が随分と良いです。今まではなんとなく始まり、いきなりドンパチ、ちょっと静かになったと思ったら、いっきにクライマックスへという展開でしたが、今作品はそのようなことはありません。かといって、観ていて疲れるということも眠くなるということもありません。

「“キャラもの”ではない」
新ポケモンが準主役ですが、そのキャラに頼った作りもしていないので「キャラもの」ではなくしっかりとした「映画」になっています。

「テーマは何?」
テーマはなんだろうってついつい難しく考えてしまうところが大人の悪いところですが、しいてあげれば「兄妹愛」でしょうか。「がんばる“お兄ちゃん”」「けなげな“妹”」という感じがしました。まあ、子供にとってはテーマなんて関係なく楽しんで観ることができる作品です。

「テーマが不明確」
映画のパンフレットを見てもテーマに関してはどこにも載っていません。恒例の“湯山監督のメッセージ”には「ベネチア取材で感じたこと」しか書かれていないので、純粋に映画を楽しんでくださいということだと思います。

「絵が綺麗」
ものすごく丁寧かつ綺麗です。3DCGを効果的に使っているのもグッド。



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