「よろしくメカドック」DVDブック

懐かしいアニメのDVDブックが発売されていたのでクーポンが使えるタイミングでまとめ買いしました。


「よろしくメカドック COMPLETE DVD BOOK」vol.1~3

当時は本放送をリアルタイムでCMカットしながら録画していました。CMに入れば録画停止、少し戻して、再生、コマ送りでCMの少し前に合わせて一時停止、録画スタンバイ、録画開始の手順でしたが、この録画開始は難易度が高く、「このCMが最後のはず」の予想のもと、一時停止を解除するわけで、その予想が外れると僅か15秒間で操作をやり直す必要がありました。

80年代のテレビ放送の画質は当時のそこそこ良いモニターを使えば十分に満足できるものでしたが、βで大量に録画したアニメを2000年ごろにDVD-Rに焼いてみると「あれ?」と思うほど画質が良くないです。市販ソフトもDVDからブルーレイに買い換えると画質の違いに驚くので、結局のところハードの進化でソフトも買い直す必要が出てきます。しかし、古いアニメをブルーレイにしても、もともとのマスターテープの画質が高精細というわけではないので、DVDでも十分となります。

「β → DVD-R」で残してあるものは「とりあえず観ることはできる」レベルですので、画質をごまかすために小さいモニターで観る必要があります。「よろしくメカドック COMPLETE DVD BOOK」は全3巻で各1760円ですので、買っておくかとなりますね。

「よろしくメカドック」は車のチューニングを題材とした作品です。そのチューニングの効果を分かりやすく表現する方法がレースというわけですので、それまでのレース(バトル)主体の作品とは少し違います。作中に登場するチューナーたちも各自がベストだと考えるチューニングを施してレースに挑むので、単純に「こんなチューニングはこんな効果があるのか」と伝わってきます。

アニメはチューナーの世代交代がテーマになっている「東日本サーキットGP編」で終えていますが、原作はその先にあるチューニングとは何なのかを問う「MITO NEO編」で終えます。「MITO NEO編」はバブル時代まで続いた自動車業界の「ハイパワー競争」に一石を投じる内容ですので先見性があります。


書店で販売するために非常に薄い解説本が添付されています。いちおうこのDVDブックのために新たにインタビューをとったようですが、おまけ程度です。


もっと「よろしくメカドック」のことを知りたい人向けにはファンブックが発売されています。


私がAE92GT-Z(レビン)に乗っている時、妻の車を買うことになり、たまたま中古車屋でこのCR-Xを見つけて、「全額出すので買おうよ」と提案しましたが即効で却下された思い出。この時代の車はいろいろと個性的で、面白い車が多かったです。

ということで、おっさんホイホイの「よろしくメカドック」でした。



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