今だから観ておきたい映画「復活の日」と「感染列島」

映像ライブラリーは大量にあるため、今なお増殖している分を含めると10年間費やしても観終わらない可能性大です。その中から今だから観ておきたい映画2本を雨の休養日に視聴。


「復活の日」

2月下旬ごろ、同僚に「まるで『復活の日』みたいだね」と話すと「何それ?」という雰囲気だったので40歳以下の人だと知らない人が多いのかも。

小松左京の同名SFを原作に、製作費22億円、構想5年、製作期間3年を費やした超大作。1982年、東ドイツの研究所から猛毒ウイルスMM-88が盗まれた。ところが盗み出したスパイの乗った飛行機はアルプス山中で事故に遭い、ウイルスが蔓延した地球は、南極にわずかな人類を残して滅亡する。その生存者の一人、地震研究者吉住は、さらに大きな危険が近づいていることに気づく。アメリカ東部に大地震がおきる可能性があり、それは核ミサイルの発射を誘発するものだった……。
https://www.allcinema.net/cinema/86183

公開:1980年6月
監督:深作欣二
原作:小松左京
主演:草刈正雄

今回改めて「復活の日」を観て気が付きましたが、映画タイトルは英題を加えた「復活の日 Virus」になっています。

対抗するワクチンを作ることができない猛毒の新型ウイルス「MM-88」によって人類はほぼ全滅。マイナス10℃以下の場所では活動できないという「MM-88」の特性のため南極越冬隊員たちのみ生存。しかし、時代は東西冷戦状態にあったため核ミサイルが全世界を狙っていて南極大陸も標的になっている。

壮大なスケールのSF映画ですが、単なるSF映画ではなく「人類が生き残るための執念」が伝わってくる作品です。


「感染列島」

新型ウイルスによるパンデミック(感染爆発)の脅威が人類に襲いかかるパニック・ヒューマン・ドラマ。恐るべき致死率の未知のウイルスが日本列島に侵入、瞬く間に全国へと蔓延していく中、極限状況で愛する者を守るために奔走する人々の姿をエモーショナルなタッチで描く。主演は「ブタがいた教室」の妻夫木聡と「武士の一分」の檀れい。監督は「フライング☆ラビッツ」の瀬々敬久。新年を迎えた、いずみ野市立病院。救命救急医・松岡剛のもとに、一人の急患が運び込まれてくる。その患者は高熱に痙攣、吐血を催し、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていた。この症状は新型インフルエンザと想定され、治療が進められる。しかし、あらゆるワクチンを投与するも虚しく、患者は死亡してしまうのだった。さらに、正体不明のウイルスは医療スタッフや患者たちにも感染、病院がパニック状態に陥ってしまう。やがて、事態の究明とウイルスの感染拡大を防ぐため、世界保健機関(WHO)からメディカルオフィサーの小林栄子が派遣されることに。そして彼女は、このままウイルスが蔓延し続けると日本は崩壊し、世界へ拡がれば人類は滅亡する、という恐るべき事態を予測する…。
https://www.allcinema.net/cinema/331288

公開:2009年1月
監督:瀬々敬久
主演:妻夫木聡、檀れい

ウイルスとの闘いが地球規模の「復活の日」に対して、「感染列島」は日本列島です。某アジアの小国で発生した未知のウイルスに感染した医者が日本に一時帰国したことでウイルスが広まっていきます。

「復活の日」はSF映画でありヒューマン映画でもありますが、「感染列島」はリアル感あるパニック映画で、特に医療現場のシーンは今実際に起きていることはこういうことなのかと観ていて怖くなります。10年前と今だと観た人の評価が変わりそうな作品です。




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