パトレイバー、タイムマシン、etc

今日は朝からずっと映画三昧な一日だった。

買い溜めしておいたDVD(「WXIII 機動警察パトレイバー」「タイムマシン」「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」「ニューヨークの恋人」)をいっきに観賞。

WXIII 機動警察パトレイバー
WXIII 機動警察パトレイバー

パトレイバー3だが、本来の主役であるはずの特車二課の面々は脇役で、二人の刑事による「刑事ドラマ」になっている。私は「パトレイバー」を期待していたのでちょっとがっかり。「パトレイバーの舞台で起きた物語」としてこの作品を判断すれば「良くできた作品」といえる。

タイムマシン
タイムマシン

「こんな展開で良いの?」といまいち納得がいかない結論。起承転結で区切って考えると、「起」の部分と割り振りとしては非常に短かった「承」の部分までは良いと思う。そして本編ではカットされた未公開シーンはストーリーの「背景」を物語っていて良い。ところが後半はまるで「猿の惑星か?」と思えてきて非常に退屈。この作品が伝えたかったことは「過去を変えることはできないが、未来なら変えることはできる。」なのだろうか。

スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

映画館で観た感想そのまま。ただ「おまけ」として“あえて”カットした未公開シーンをルーカスとそのスタッフが解説してくれているのだが、このカットしたシーンこそが実は重要だったりする。カットしたことで「謎」を多く残し、エピソード3への繋ぎを面白くしているようだ。やはり「エピソード3」の劇場公開直前に「エピソード2」をDVDで観るというのがベストであろう。

ニューヨークの恋人
ニューヨークの恋人

仕事一筋のキャリアウーマンと1876年の貴族社会からタイムスリップしてきた公爵との恋愛物語。ストーリー的には先の展開が読めてしまうものだが、シナリオも演出も演技も非常に良い。タイムスリップしてきたのが「公爵」であるという点がこの作品の面白さの幅を広げている要因だろう。

偶然にもタイムスリップを題材した2本を観てしまったわけだが、はっきりいって「映画作品」として面白いのは「ニューヨークの恋人」です。「過去・現在・未来、時間とは何?」というタイムスリップに関して真剣に考えるのならば「タイムマシン」でしょうか。

「タイムパラドックス」に関しては、いろんな説があり、そしてその説を根底とした「物語」が作られています。その説は大きく分けて4パターンだと思いますが、まあどれだろうが真実は誰にも分からないから面白いのかもしれません。



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