ドラマ「危険なアネキ」まだ序盤だが

危険なアネキ
花の月9ドラマ「危険なアネキ」快調にスタート?

第2話では岩田陽蔵(坂上二郎)の一件で勇太郎(森山未來)が破天荒な姉・皆川寛子(伊東美咲)に対して理解を示したような雰囲気になっているが、このドラマの本筋って何でしょうか。私にはまだ理解できません。

第1話では逃げられた婚約者に会うために強引とも言える展開でキャバクラ勤めを始めてしまうが、その必然性が分かりません。

そして、寛子の親が作った借金の返済を迫る借金取りに対する態度にも?

ドラマの設定としては寛子の父・源太郎(宇津井健)が事業拡大に失敗した為に3000万円の借金が残ったとあります。借金取りが示した催促状の名前欄には「皆川源太郎」となっていて、寛子本人ではないわけです。仮に父が事業拡大のために借金した時に「連帯保証人」になっていたとしたら、当の源太郎が亡くなった後に作られた催促状ならば「皆川寛子」になっているハズ。(借金取りが持ち歩いているのは「借用書」ではない)

事業失敗、莫大な借金を残して父は他界となれば、とうぜん「相続放棄」するのが普通。そんなことはどこかへぶっ飛んで、逃げた婚約者を追い東京へ。借金取りも寛子を追うように東京へ。なんじゃこりゃ。

作戦通りキャバクラで元婚約者に会うが、完璧に見捨てられたことを把握し、第1話にてこの件は終わり。(展開早すぎ)

第2話からは借金返済のためにキャバクラで働く。昼間は運送屋でバイト。

これからの展開としては伏線を張っていた武田育夫(高嶋政伸)の寛子への思いや、看護師でありながらキャバクラ勤めをする北村さおり(釈由美子)の複雑な事情がストーリーにどのように絡んでくるのかということでしょうか。

なんだか序盤からドタバタしすぎて「本筋」が見えてこないのですが、真の主役って弟・勇太郎(森山未來)なのでしょうか。

単純明快でひたすら感性で生きるタイプ皆川寛子を演ずる伊東美咲さんですが、配役として合っているのかなぁ。どうなんだろう。

とりあえず、このドラマが当たりかどうかは今のところ判定できません。



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