昔のアニメを観ていると「ザンボット3」以前の作品にも富野氏のお名前が頻繁に出てきますが、やはり富野監督作品の原点となる「無敵超人ザンボット3」は何か特別なものを感じます。
絶対的な善、絶対的な悪というものが存在しないロボットアニメ「無敵超人ザンボット3」には、本放送時に相当な衝撃を受けた記憶があります。
77年10月~78年3月まで放送されたTVアニメ。サンライズ社が初めて自社で制作した記念すべき作品。一見、オーソドックスなロボット物ではあるが、以後、サンライズが問い続けることになる「戦争の真実、ひいては人間の本質」を描くことに挑戦している。また富野由悠喜監督の特徴が遺憾なく発揮されていることでも重要な作品である。宇宙の虐殺者ガイゾックによって惑星ビアルを滅ぼされたジン一族は地球の日本に移住し、神ファミリーとして暮していた。100年が経ち、ガイゾックが地球に出現。神ファミリーは宇宙船キングビアルと巨大ロボット、ザンボット3を復活させ、ガイゾックの軍を迎え撃つ。しかし、地球人はガイゾックの攻撃を神ファミリーのせいであると責めるのだった。
1. ザンボ・エース登場
2. 燃える死神の花
3. ザンボット3出現!
4. 集結!キング・ビアル
5. 海が怒りに染まる時
6. 父が帰ってきた日
7. さらば!我が友よ
8. 廃虚に誓う戦士
9. 危うし!キング・ビアル
10. バンドック現わる!
11. 決死の爆破作戦
12. 誕生日の死闘
13. 果てしなき戦いの道
14. スカーフよ永遠なれ
15. 海に消えた老将
16. 人間爆弾の恐怖
17. 星が輝く時
18. アキと勝平
19. 明日への脱出
20. 決戦前夜
21. 決戦!神ファミリー
22. ブッチャー最後の日
23. 燃える宇宙