のだめカンタービレinヨーロッパ 第一夜
あらすじ
“のだめ”こと野田恵と千秋真一は、峰龍太郎や奥山真澄ら桃ヶ丘音楽大学の仲間たちに別れを告げ、パリへと旅立った。のだめは、コンセルヴァトワールにピアノ留学するため、千秋は世界の舞台で活躍するプロ指揮者を目指すための渡仏だった。
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プラティニ国際指揮コンクールの予備審査を見事突破した千秋は、コンクール出場のため、開催地のプラハへと向かった。コンクールは、10日間にわたって開催され、3次予選まで勝ち抜いて初めて本選に出場できるという、過酷で難易度も高いものだった。優勝者には高額の賞金と、名門オケとの演奏会、1年間のマネージメント・プロモーション契約が与えられることになっていた。キャスト
野田 恵 :上野樹里
千秋真一 :玉木 宏
峰龍太郎 :瑛 太
奥山真澄 :小出恵介
1月2日と3日にまとめて再放送されていて、いっきに観た後のスペシャル版へ突入ということもあってか2倍楽しめた。「第一夜」は千秋が主役の話で「第二夜」は“のだめ”が主役か? 千秋が挑んだコンテンストのエピソードは見応えたっぷり。ライバルのジャンの一言が千秋に“のだめ”の存在を改めて意識させ、期待を持って「第二夜」へ続く。テレビシリーズものの後日談って結構ハズレが多いが「のだめカンタービレ」に関しては大当たりかも。
のだめカンタービレinヨーロッパ 第二夜
あらすじ
コンセルヴァトワールの授業が始まった。しかし、のだめは、入学式の代わりに説明会があったことを知らず、授業の予約もできていない状態。おまけに、アナリーゼ――曲の精神性や和音の構造などを理論的に分析する授業にもまったくついていけず、すっかり落ち込んでしまう。 一方、コンクールを終えたばかりの千秋は、ミルヒーことシュトレーゼマンの秘書兼マネージャーであるエリーゼの配下の者に、無理矢理ある事務所に連れ去られていた。「砂漠のプロメテウス作戦」と名付けられたその作戦は、千秋と契約を結ぶためのものだった。
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のだめは、日本で開かれたコンテストの審査員を務めたことがきっかけでのだめの才能を見出し、フランス留学を勧めてくれた人物でもあるシャルル・オクレールのレッスンを受ける。好きな曲を弾いて見せて、とオクレールに言われたのだめは、リストの「超絶技巧練習曲」を完璧に弾いてみせた。するとオクレールは、のだめのピアノは全然ダメだと言い放つ。「君はここに何をしに来たの?」というオクレールの言葉に、のだめは大きなショックを受け…。
「第二夜」はテレビシリーズと同様に“のだめ”のエピソードになるとギャグ控えめでシリアス路線。「なぜピアノを弾くのか」目的を見失った“のだめ”の苦悩は見ていて痛かった。“のだめ”に立ち直りの切っ掛けを与えたオクレール先生のピアノ演奏からラストまでハイテンションで進み、千秋が“のだめ”の全てを受け入れる決心をしてハッピーエンド。テレビシリーズ1クールをカバーさせるために余分なエピソードを入れるよりは、前後編合わせて約5時間に納めた今回のスペシャル版は大正解だったかも。
あんみつ姫
あらすじ
16歳になったというのに、結婚どころか恋もしたことのない、甘辛城のじゃじゃ馬プリンセスあんみつ姫。そんな姫をのんびり見守る父と、やきもきと心配する母。
ある日あんみつ姫は、政略でセッティングされたお見合いに嫌気がさし、小姓の甘栗の助を連れて城を脱走!いざ城下町へ。初めて庶民の暮らしに触れるあんみつ姫は、次々と大騒ぎ小騒ぎを引き起こし・・・?!
そんな中、貧しい子供たちのスリ集団「こんぺい党」と出くわし、団を引率する少年・煎兵衛に淡い恋心を抱きはじめる。
キャスト
あんみつ姫 : 井上真央
煎兵衛 : 小出恵介
おはぎ : 森迫永依
甘栗の助 : 今井悠貴
てん茶 : 和久井映見
あわの団子の守 : 柳葉敏郎
カステラ夫人 : 夏木マリ
金つばのリュウ : 京本政樹
ストーリーはともかく井上真央ちゃんの可愛さ全開のドタバタ劇。ゴールデンタイムに放送する新春スペシャルドラマとあってか出演陣が豪華。京本政樹さんの“仕事人”ぶりは未だに健在。森迫永依ちゃんの演技は相変わらず上手いが、ワンパターン化してきた。もう少し演技の幅を広げるためにも違うタイプの役を与えて欲しいものです。今回の「あんみつ姫」はあくまでもフジテレビからのお年玉的ドラマという位置づけでしょう。それにしても井上真央ちゃんはオテンバ可愛い系のキャラが良く似合います。