ダイハツの「コペン」は面白そうな車

昨日、「コペン」の実車を見るために近所のダイハツに立ち寄りました。

展示車両があればラッキー程度に思って立ち寄りましたが、ドアのところに「試乗車」のステッカーあり。「試乗できるのですか?」と確認すると「大丈夫です」とのこと。

第一印象としては軽自動車には見えない落ち着きのあるボディ。特に正面から見た時の印象では小ささを感じません。

来店してまともな話すらしていない飛び込みの客ですが、コペンの試乗をさせていただけるとは太っ腹です。ということで、営業マンと思われる人を隣に乗せて、走行中にあれこれ質問しながらプチドライブ。

ドライビングシートに座るとまさに「自分の世界」という雰囲気になります。軽自動車であることを忘れそう。

ただ、足元がどうしても許せない感じがします。もう少しペダルはどうにかならないものなのか。特に左足を置くフットレストが無いというのはダメすぎます。

そして、クラッチの跳ね返りが強すぎる点も違和感がありすぎます。

“足元”以外は総じて合格点です。

走行前にトランクスペースを見せてもらいましたが、オープン状態では殆ど荷物は入りません。独り乗りと割り切って助手席に置くのが良いのかもしれません。クローズド状態なら屋根の収納スペースをそのまま使えるため、そこそこ使えそうです。しかし、旧型とどのくらいの差があるのか分かりませんが、どう見てもロードバイクが収まるとは思えません。

走りに関しては営業マン曰く「街乗り用のセッティング」とのことで、ターボらしさは全くありません。コンパクトカーのような雰囲気で走ります。レスポンス最優先の小型タービンが使われているため、スーパーチャージャーに近い特性かもしれません。もしかして「ダウンサイジングターボ」というものはこういうセッティングのものを言うのでしょうか。

なんとなく試乗したコペンでしたが、俄然興味が出てきました。

「第3のモデル」は来月上旬に営業所に配車され、ここの営業所では試乗も可能らしいので、来月また来店しよう。

ということを帰宅後に嫁さんにコペンのカタログを見せたところ、「これなら私でも運転できるね」とのこと。ロードスターは即効で却下されましたが、コペンは「軽自動車」ということで障壁が無いらしい。

次の買い替えのタイミングでは「実用的な1台+遊び1台」の構成にしようと考えていますが、予算配分が悩みのためです。

実用車に「荷物を積んで大人が5名乗車してもしっかり走る」を求め、さらに「いざとなれば自転車の運搬もできる」が含まれます。「大人2名+自転車2台」くらいは余裕でクリアさせたい。もちろん見た目も重要です。そこにはミニバンなど選択肢にありません。

普段は嫁さんが実用車に乗って、私が実用車を必要とした時は遊び車を嫁さんが乗ることになります。

2台とも嫁さんが運転できること、さらに2台とも私が運転しても不満を持たないこと。その条件が全てです。

「でもコペンは10年以上も乗る車じゃないけどね」という私の問いかけに「7年くらいで買い換えればいいじゃん」って、おいおいどうしたんだ。

「実用的な1台+遊び1台」という変化球でなく、順当な買い替えなら「オーリス1.2ターボ + ハスラー」なんだろうけど。

オーリスのデザインが妙に若者受けを狙っているような気がして「なんだかな~」という感じがするのですが、モデリスタのエアロキットを纏うと派手になるのではなく落ち着きがでてくる不思議な車です。

この写真を見てから「オーリスも良いかもしれない」と思えてきたため、僅かなデザインの違いで随分と印象が変わるものです。

この件は、あと2か月ほど悩みそうです。



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