ドルビーアトモスに対応しているAVアンプを購入して5.1.2chの環境を構築、そしてドルビーアトモスで収録されている作品を買い漁って音響効果を楽しんだわけですが、「これぞドルビーアトモス!!」と感じられる作品はあまりなかったです。ドルビーアトモスを意識して作品を撮らなければ効果的な演出とならないのは当然です。
作品の内容云々を別して音響効果が一番良いと感じた作品は「トランスフォーマー/ロストエイジ」です。さりげなく効果的な演出を醸し出しているのが「トランセンデンス」ですが、ここで「ドルビーアトモスだから購入」という物欲はオシマイです。
エプソンのプロジェクター「EH-TW5350」は“3D”に対応しています。3D対応のテレビが少し前に話題になっていましたが、殆ど普及せずに現在は“4K”が流行りでしょうか。2020年の東京オリンピックの時は4Kで放送される可能性が高いため、その時に一般に普及するのかどうか。しなければ、ただ高いだけのテレビになってしまいますね。
さて、せっかくですから3Dも体感してみたいものです。ハズレを引きたくないためエプソンの純正品を購入。
EPSON 3Dメガネ ELPGS03
3Dを体感するための映像ソフトは何にしましょうか。実は先日の「Amazon Cyber Monday」で購入したタイタニックが3D/2Dのセット品ですが、今はタイタニックの気分ではありません。
そこで、ドルビーアトモスで良い印象を持ったトランスフォーマーを選択。コレクションとしてトランスフォーマーシリーズを買うのなら「トランスフォーマー トリロジー ブルーレイ」が一番お得ですが、あえて「トランスフォーマー ブルーレイ ダブルパック」を選び、3作目は「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 3Dスーパーセット」にします。
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 3Dスーパーセット [Blu-ray] ※2462円
トランスフォーマー ブルーレイ ダブルパック [Blu-ray] ※1880円
トリロジー、ダブルパックともに年末セールでお買得になっているため、3Dが要らなければトリロジーが超お得です。3Dスーパーセットは4枚組(3D BD本編1枚+BD本編1枚+BD特典1枚+DVD1枚)ですので、コレクターアイテムとしてはお得かもしれません。
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の3D版のブルーレイを「BDP-S6700B」で再生、3Dメガネ「ELPGS03」のスイッチオン、プロジェクター「EH-TW5350」をリモコンで3Dモードにすると「ペアリング完了」が表示され、いよいよ3D映画の始まり始まり…
開始早々、字幕が妙に浮き出て違和感全開で耐えられません。いったん中断して、吹き替えモードで再生。“3D”といっても人工的に作った3Dですから、あくまでも飛び出す3D映画です。肉眼で観る景色とは全く違うため違和感あります。ピントが合っているところから前後になだらかにボケがくるというわけではなく、3枚とか5枚の写真を前後に並べているような映像になっています。要するにボケ具合が極端ということです。ただ、「そういうものだ」と思えば、これはこれで楽しめます。ドルビーアトモスと同様に効果的な演出がされているのかどうかが問題です。
3D映画体感第一弾で選んだ「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は、3Dでなくても良いような気がします。ワザとらしく3Dを演出するのなら「飛んでくるものを観客が無意識に避ける」くらいの絵作りが必要かもしれませんね。
しばらく3D映画を買い漁る日々になるかもしれません。